「考えを変えよう」とすればするほど、しんどくなる理由

朝、鏡の前で「今日はポジティブに考えよう」と決意する。
なのに夕方には、また同じ不安や怒りにぐるぐる支配されている。
「私は意志が弱いんだ」「またできなかった」
そう自分を責めた経験、ありませんか。
「ポジティブに考えよう」が、うまくいかない理由
カウンセリングや病院でよく言われる言葉があります。
「ネガティブに考えるのをやめて、ポジティブに考えましょう」
正しいアドバイスに聞こえますが、実はこれ、そう簡単にできるものではありません。
意識すればするほど、ポジティブに考えられない自分が情けなくなる。頑張るほど、逆効果になっていく。これは意志の問題ではなく、やり方の問題です。
考えを無理やり変えようとするのではなく、まず必要なのは「自分に問いかけること」。
感情が揺れた瞬間こそ、チャンス
不安や怒りがふっと湧いた、その瞬間。
そこで自分にこう聞いてみます。
「なぜ私は今、これに怒っているんだろう?」
すると、その感情の裏にある「思い込み」に気づくことがあります。思い込みに気づくということは、同じ出来事を別の角度から見られるようになるということ。
頭が不安や怒りに支配されているとき、私たちの視点はたいてい一つしかありません。だからこそ、その一つの見方にがんじがらめになる。思い込みに気づいた瞬間、そこに別の道が見えてきます。
挨拶を無視されて、気づいたこと
私は毎朝散歩に出て、会う人みんなに「おはようございます」と声をかけています。
でも、無視して通り過ぎる人もいる。以前の私は、その瞬間に怒りが湧いていました。
ある時から、自分に問いかけるようにしました。
「この怒りは、どこから来ているんだろう?」
掘り下げてみると、小学生の頃に自分の意見を否定されて傷ついた経験。そこから「反対されると怒りが出る」という思い込みができていたことに気づきました。
そう気づいた瞬間、見方が変わりました。
「無視した人は、朝ケンカして気分が乗らなかったのかもしれない」
「考えごとに集中していて、声が聞こえなかっただけかもしれない」
小さなパラダイムシフトです。
そこから不思議なことが起きました。今まで怒りが支配していた頭の中が、すっと静かになったのです。無視されても、もう何も感じなくなっていた。
「変えよう」と意識したわけではありません。気づいたら、勝手に変わっていたのです。
思考が整うことの、本当のメリット
思考が整うと何が起きるか。一言でいえば「いきいきとした人生を送れるようになる」ということです。
不安や怒りに支配されていた頭の中が、いつの間にか希望や許しでまわるようになる。そうなると、これまで無視したり避けたりしていた「自分の心の声」を、ちゃんと聞いてあげられるようになります。
ネガティブをポジティブに変える。それは健康にとっても、いきいきとした人生を送るためにも欠かせないことです。でも「簡単には変えられない」と諦めてしまう方も、実はたくさんいらっしゃいます。
大丈夫です。今日、今からでもできる方法があります。
原因不明の不調や、生き方そのものに悩んでいるなら、まずは「問いかけてみる」ことから始めてみませんか。
一人で問いかけを続けるのが難しいと感じたら、まずはLINEで気軽にご相談ください。
