「気のせい」「ポジティブに」と言われても、不安が消えないわけ

お金がなくなったらどうしよう。
このまま治らなかったらどうしよう。
失敗したらどうしよう。
ニュースを見て、自分にも何か起きたらどうしよう。
子どものことが、あれこれ心配でどうしよう。

気づくと、何を考えても不安に結びついている。

毎日が不安でいっぱい、という方は、実はとても多いです。そして同時に、病院で検査をしても「異常なし」と言われる不調を抱えていることが多い、というのも、現場でよく見る組み合わせです。

よく言われる言葉が、なぜ効かないのか

こういう状態の方は、まわりからこんな声をかけられることが多いと思います。

「自律神経が乱れているから」
「気のせいだから、気にしないで」
「ネガティブに考えずに、ポジティブにいこう」
「そのままでいいから」

どれも、一瞬は気持ちが楽になるかもしれません。でも、しばらくすると、また同じ不安が戻ってくる。

これは、これらの言葉が根本原因にアプローチしていないからです。

身体で起きていること

毎日不安を感じているということは、身体は毎日緊張の連続にさらされている、ということです。

これが続くと、過緊張という状態になります。自律神経が乱れるのは、その結果として起こることです。

つまり、「自律神経が乱れているから不安になる」のではなく、毎日不安を思考し続けているから、自律神経が乱れていく、という順番です。

ここを取り違えたまま対処していると、一時的に良くなっても、いずれ同じ状態に戻ってしまいます。

根本原因は「思考のクセ」

不安という感情自体は、悪いものではありません。不安があるからこそ、私たちは危険を避け、生き延びてきました。本能です。

問題は、その不安に、毎日頭が占領されてしまっていること。これが、過度な緊張を生み続ける原因になっています。

では、どうすればいいのか

ここでも、力で「不安を考えないようにする」のではなく、問いかけるという方法を使います。

「なぜ、今これを不安に思っているんだろう?」

そう、自分に問いかけてみてください。

ポイントは、すぐに答えを出さないこと。答えを急いで出そうとすると、その答えがまた新しい不安を生んでしまうことがあります。

問いかけたら、そのままにしておく。それだけで十分です。

心の中で見過ごしていた自分の思い込みに、ふと気づく瞬間が訪れます。まずは、そこからです。


私は毎日、ブログとnoteに投稿しています。不調から回復へ向かうヒントをたくさん書いていますので、ぜひご覧ください。

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