なぜ、同じことをしても変わる人と変わらない人がいるのか

「先生、同じメソッドを受けているはずなのに、なんで私だけ変わらないんですか?」
これまで色々な方を見てきて、よく聞かれる質問です。
結論から言うと、体だけゆるめても、実はあまり変わりません。体は自律神経の状態を映す鏡のようなもので、根っこにあるのは「思考のクセ」だからです。緊張しやすい考え方のクセが残ったままだと、いくら体をゆるめても、また同じところに戻ってしまうんですね。
現場で見えてきた「変化がゆっくりな方」の共通点を、3つお話しします。
① 自分の意思で来ていない
ご主人に勧められたから。お母さんが良いと言ったから。そういう理由で来られた方は、変化もゆっくりです。
体は正直なので、「本気で変わっていいのかな」と迷っている間は、なかなか緊張がゆるみません。
もちろん、人の言葉がきっかけになること自体は悪くありません。その言葉で「あ、私も何かおかしいかも」とご自身の中でハッとした方は、ちゃんと変わっていかれます。
② 自分に問いかけることをしない
このメソッドでは「思い込み」という言葉がよく出てきます。頭では「わかります」とうなずかれるのに、どこか他人事のように聞いている方もいらっしゃいます。
思い込みに気づく方法は、実はシンプルです。自分に問いかけてみる、それだけです。ただ、これがなかなかできません。
「自分に聞いたって、答えなんて出ないでしょう」
そうおっしゃる方は多いです。私自身、会社員時代に心臓がバクバクして眠れない夜、自分に問いかけることすら怖かったので、その気持ちはよくわかります。
問いかけに、正解はいりません。学校のテストとは違うんです。心の中に小さな窓をひとつ開けるだけでいい。それだけで、体は少しずつゆるんでいきます。
③ 生きる目的から目をそらす
思い込みがゆるんでくると、「あなたは何のために生きていますか」というテーマに行き着きます。
ここで多くの方が、「私にそんな大それたものはありません」と、話を閉じてしまいます。実は、この言葉自体が思い込みだったりします。
長生きされた方々に「人生で一番後悔していることは?」と聞いたアンケートで、1位は「チャレンジすればよかった」だったそうです。
生きる目的は、大それたものでなくて大丈夫です。「今日を少し機嫌よく過ごす」でも、立派な目的になります。それに気づけたとき、体も心も、屋号のとおり「いきいき」としてきます。
変化の鍵は、いつも自分の中にある
3つ挙げましたが、共通しているのはただ一つ。「自分で気づき、自分で動き出す」ということです。
今までと違うことをするのですから、最初は違和感があって当然です。実はその違和感こそ、体が変わろうとしているサインでもあります。
今、安全な場所(コンフォートゾーン)にいながら、どこか生きづらさを感じていませんか。そのズレが、不調というかたちで出ているのかもしれません。
そのストレスは、先送りしても必ず追いかけてきます。だったら、今、少しだけ自分に問いかけてみませんか。
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