当院に通われている女性が、あるYouTubeをきっかけに「自分を変える」ことを決意された。他人ではなく自分が変わることで、日常がガラリと変化したそうだ。その内容をお話しする。
当院には2年半前から定期的に来られ、その間、仕事、生活環境、家族のことなど、あらゆることをお話しいただき、毎回楽しくセッションさせていただいている。
彼女は数年前に腰の大手術をされ、今でも背中〜腰にかけて、手術により金属が身体の中に入っている状態だ。現状、歩けるとはいえ、立ったり、座ったり、寝返りを打ったり、長時間歩くことなどはスムーズにできない。金属で固定されているのだから、力を柔軟に吸収することができないし、身体を動かした際に可動範囲を超えると激痛が走る。そんなハンデを抱えながら、会社員として勤務し、経理・総務事務を中心に接客などの業務をされている。
いつも明るくおおらかな方なので、会社で嫌なことがあっても、私といろんな話をして最後には笑い飛ばして帰られていた。しかし、ここ数ヶ月前から人間関係で悩むことが多くなり、いつもの明るいおおらかな彼女もさすがにまいっていた時期があった。
当院で施術した後は身体が軽くなり、ガチガチな身体も動くようになると言っていただいていたのだが、ふたたび会社業務に戻るとあちこちが不調になってしまうという連続だった。私もサラリーマン生活が長かったので、彼女の気持ちを想像できる。とても辛かったと思う。
先月のセッションで彼女に変化があった。
会社で色々な出来事が起こる、そして不調を繰り返す。周りのせいでそうなっていると潜在的な思いが積み重なっていた。そこであるYouTube動画と出会った。
この動画を観てハッとし気づき、今の自分がなぜそうなっているのかを掘り下げていく作業を始めれられた。まだ、作業途中ではあるが、目の前の景色がガラッと変わったそうだ。
「〜しなきゃ」と思っていた義務感、他人軸であった考えを、すべて自分が起こす行動である「〜する」という自分軸に変えて行動し始めると、頭や肩が重かったり、気分が悪くなっていたほどの疲労も、なぜか清々しい疲労感に変わっていった。
- 車通勤中に朝の情報番組をダラダラ観るのをやめ、自分を振り返る時間にした
- 仕事は「これをしなきゃ」、「あれをしなきゃ」の思考をやめた
- 振り回されている自分をやめた
- 一つ一つやることを自分の考えや思いで行動するようにした
- 休憩するかしないかの判断で他人の目を気にしていたが、自分が能動的に判断するようになった
- 失敗する出来事も、卑下するのではなく、「なんとかなる」と思うようにした
- 残業になっても「やらされいる感覚」をやめて、「何のためにやるのか」に集中してやることにした
自分を変えることによって仕事が楽しくなってきたし、勤務時間も短く感じる様になってきた。そして身体の不調も一時的で、すぐに回復するようになった。
まだ課題はあって、「人生の目的」が自分の中でハッキリしていないそうだが、これからの取り組みでハッキリさせていくそうだ。その目的がハッキリすると、全ての行動が自分軸で行動できるようになるということだ。
今回の施術セッションでは彼女の分岐点を見た感じがした。現在、自分を変える取り組みをされている最中なので、次はどんなことに変化が出てきたのか、伺うのが楽しみだ。私も彼女と会話しながらワクワクしてくるし、とても重要な学びをさせてもらったと思っている。
このブログを読んで自分も取り組んでみたい、または興味があるという方は、問い合わせていただければと思う。彼女から直接お話しを聞ける機会などを設けてみたいと思っている。
原因がわからない不調でお悩みの方は「心整体 いきいき堂」へLINEでご相談ください。

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