心整体 いきいき堂の岩野です。
当院は起立性調節障害やパニック障害、自律神経失調症など、ふさぎ込むほどの不調を抱えた方が多くいらっしゃる整体院でございます。
当院にはさまざまな症状をお持ちの方が来られます。お客様によってお悩みは千差万別です。
本記事では初回来院された時に伺った症状をご紹介したいと思います。
現在、身体の不調で悩んでいらっしゃる方、ふさぎ込むほどの不調を抱えている方がどこに行ったらいいのだろう？薬を飲んでいるけど、改善していなくて不安である。という方々に参考にしていただければと思います。
初期問診の時に伺った症状
50歳代の女性です。
40代の時に車でトンネルに近づくと胸がバクバクし、苦しくなることがたびたびあった。他にも電車に乗ると同じような症状に見舞われることがあった。自分の症状に驚いたので、循環器内科を受診したが、異常はないと診断された。
さらに症状が発生する場面が増えてきた。年末年始、在宅中でも胸がバクバクすることが起きるようになる。
風呂場でも起こるため、怖くなっていた。病院では異常ないと診断され、抗不安薬を処方され、服用を続ける。
パニック障害といえる症状のようです。
当院の問診票に記入された不調症状は次のとおり
- 肩がこる、重い
- 手や指が痛い、しびれる
- 胸に痛みがある。苦しい
- 背中が痛い、こる
- 息苦しい
- 動悸がする
- 眠れない、熟睡できない
- 精神的に不安定
- 不安感や焦燥感がある
- 時々パニックを起こす
- 手足が冷える
- 食欲がない
- 朝、スッキリ起きれない
- なんとなくしんどい、だるい
- 夜間に血圧が上がる
- 胃の調子が悪く感じる
以上のようなたくさんの症状を抱えていらっしゃいます。
生活環境
現在、ご主人とペットのワンちゃんと一軒家で生活されています。お子さんは成人されて独り立ちされています。
仕事は会社員でかれこれ30年くらい勤務されています。仕事内容は事務ですが、残業することが多く、月末などはたくさんの処理に追われることがたびたびあります。上司は2〜3年で変わりますが、現在の上司になってストレスは強く感じていらっしゃいます。
総合病院など、病院には通われていて、薬も長い間服用していらっしゃいます。
血圧を気にされていて、仕事中においても、プライベートにおいても血圧をこまめに測っておられます。
私の所感
まさに体が緊張されていて、もう少し詳しくいうと筋肉が慢性的に緊張していらっしゃいます。これを当院では筋肉の過緊張と呼んでいます。過緊張が続いて自律神経がダメージを受けています。年齢的に更年期ではありますが、それにしても、これらの症状はとてもつらい状態だと思います。
筋肉が過緊張してきた要因として次のようなことが考えられます。
- 薬の常用
- 睡眠が不安定
- 長時間労働が続く状態
- 人間関係、仕事、家庭の中のストレスが解決されず続いている状態
この中でも仕事のストレスが強いと感じております。いつも忙しく、やらないといけないことで頭の中がいっぱいになっており、そうなると交感神経が興奮状態になって副交感神経が優位になる切り替えがうまくいかず、眠りが浅かったり、寝た気がしない、夜の血圧が高いなど、休息そのものが取りづらくなってしまいます。
心身にとって必要な回復時間が確保できず、疲労回復が先送りになり、疲労が蓄積された結果として様々な症状が現れていると見受けられました。
私のところでは筋肉の過緊張を取り除く、整体施術を行います。何年もかかって過緊張しているので時間はかかりますが、生活リズムの改善（セルフケア）や生き方、在り方の見直しなどを、共に行えば快方に向かっていくと思います。
ぜひ今回の症例を参考にしていただければと思います。
原因のわからない不調でお悩みの方は「心整体 いきいき堂」へLINEでご相談ください。
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