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私がパニック障害になりそうだった話

私がサラリーマン時代にパニック障害になりそうだったお話をしたいと思います。
当時、バスとJRを乗り継いで通勤していました。通勤時間は約1時間です。

いつものように自宅近くのバス停から乗車します。車内は空いているので座れました。
ところがあるバス停でとても多くの乗客が乗り込んできます。身動きできないほどになります。満員状態で走り出した後に長いトンネルに入ります。

そのタイミングで私は吐き気に見舞われました。ここで嘔吐するわけにはいけないと思うと余計におかしくなります。とても寒い日も私のところだけ少し窓を開けさせてもらって、気分を紛らわせていました。多分、他のお客様は迷惑だったと思います。本当に嘔吐はしないのですが、えずいていたのです。

この症状に見舞われた最初のときは、前日の飲み会のせいだと思っていました。しかし、毎朝、同じタイミングで起こるようになりました。お酒も食事も摂らずに乗車しても起こりました。もうバスに乗るのが怖くなりました。そして発作の起こる前のバス停でバスを降りてしまいました。そこからタクシーを拾ってJRの駅まで行くようになりました。そのため出費が酷く、そちらでも心労しました。

毎日起こるのはなぜなんだろうと思い、ネットで調べました。色々調べて、パニック発作だなと推察できました。パニック発作が起きる要因には心理的な不安があるのはず・・・とのことでした。

確かに思い当たることがありました。当時の部署はパワハラが横行していました。私が直接パワハラを受けていたわけではありませんでしたが、同じ担当の仲間が上司から毎日のように叱責を受けていたのです。売上成績が思わしくなかったという要因はあるにせよ、それは指導の域を超えたものでした。そういうことを言わないように注意したこともありますが、焼石に水でした。職場全体にも影響し、仲間それぞれ顔で笑っていても、目が笑っていなかったように思えます。特に酷かったのは、その上司に輪をかけて乗じてくる輩がいたのは、とても腹立たしいことでした。(あまりに酷かったので輩と言わせてもらいます)

通勤方法を変えて対処したことと、上司が転勤になったこと、整体塾に通っていたことで発作は起きなくなり、それ以降は一度も症状は出ていません。当時も帰宅時のバスでは発作は起きていませんし、通勤以外のバス乗車でも起きませんでした。今、思い返すと、嫌な会社に向かう道であることと、超満員になり、トンネルで逃げ場が無いことが重なって、無意識のうちに体が反応するようになっていたのだと思います。首には何か取り憑いているかのような重さや背中に何とも言えないコリのようなものも感じていました。身体が相当緊張していたのでしょう。

当時、会社の保健師さんとの面談でメンタルクリニックを勧められました。しかし、市内のクリニックは3ヶ月先まで予約がいっぱいだと言われ、まもなく新規オープンするクリニックがあるので、そこへ行く手配をするとのことでした。通勤方法を変え、上司の転勤、整体塾にも通っていたのも相待って通院することはなかったのですが、ひょっとしたら今頃、向精神薬のお世話になっていたかもしれませんね。

以上が私の体験でした。何かの参考になると幸いです。また会社で起きている様々な人間模様などお話しできたらと思います。

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