人間関係で悩んでいるあなたへ。原因は「相手」だけじゃない

人の悩みの90%は人間関係だと言われています。

職場の上司、気の合わない同僚、友人とのすれ違い、家族や親族との摩擦……。人間関係のもつれが、毎日じわじわとストレスになっている方はとても多いです。

そしてそのストレスが続くと、身体はどうなるか。

緊張がほどけなくなります。「脱力」できない身体になって、肩こり、頭痛、胃の不調、眠れない……といった症状がいくつも重なって出てくるようになります。これは整体の現場で毎日のように見ていることです。


原因は相手?それとも自分?

人間関係の悩みは、相手がいるから起きます。だから「原因は相手にある」と感じるのは自然なことです。

でも、よく考えてみると、50:50かもしれません。

まず、事実としてはっきり言えることがあります。他人をコントロールすることは、絶対にできません。「そこが気に入らない」「そこを直してほしい」と思っても、人はそう簡単には変わらないのです。家族なら、変わったように見せてくれることはあるかもしれない。でも、本質はほぼ変わっていない、というのが正直なところではないでしょうか。


だとしたら、どうすればいいのか

できることは何か。

私が現場で感じているのは、自分の思考のクセに気づいて、見方を変えることが一番だということです。

ここで少し丁寧に説明させてください。「見方を変える」というのは、自分の性格を変えることでも、自分を否定することでもありません。のんびり屋はのんびり屋のまま、せっかちはせっかちのまま、それでいいのです。

「気づく」というのは、もっと手前のことです。

たとえば、誰かにひと言言われてモヤモヤしたとき。「なんであの人はああなんだろう」と考え続けてしまうとき。そのとき、頭の中で何が動いているか、少し立ち止まって見てみる。それだけでいい。


「気づく」だけで、なぜ変わるのか

思考のクセというのは、無意識に動いています。気づいていないから、ずっと同じパターンを繰り返してしまう。

でも一度「あ、またこのパターンだ」と気づいた瞬間、脳の使い方が変わりはじめます。見方がガラッと変わる。相手が変わったわけじゃない。状況も変わっていない。でも、自分の中で何かが変わっている。

結果として、あれほど気になっていた相手のことが、不思議と気にならなくなっていく。身体の緊張も、そこからほぐれてきます。

人間関係の悩みは「相手をどうにかしよう」とするほど、身体は緊張し続けます。まず自分の思考のクセに気づくこと。そこが、すべての出発点です。

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