「いい人」をやめたら、なぜか身体が軽くなった話

LINEの既読がついているのに、返信が来ない。 それだけで、その日いちにち気分が沈んでしまう…。
家族の機嫌、ママ友の一言、職場での評価。 気づけば一日中、誰かの反応を追いかけて生きている。
そんな心当たりがある方に、読んでいただきたい内容です。
「あなたの在り方は?」と聞かれて、答えられますか
私は整体師として、これまで1,500人以上の方の身体に触れてきました。「病院では異常なしと言われたのに、しんどい」という方に、日々たくさんお会いします。
そういう方たちに共通しているのは、実はとても優しくて、真面目で、人のことをよく考えられる人だということ。そして同時に、「自分がどうしたいか」より「相手にどう思われるか」を先に考えてしまう人だということです。
私が行っている思考メソッドの終盤では、こう尋ねる時間があります。
「あなたの在り方を教えてください」
すると、ほとんどの方が言葉に詰まります。困った顔で、こう言うのです。
「わからない……」
もし今、同じように「わからない」と感じたなら——大丈夫です。メソッドを主宰している私自身も、つい最近まで自分の在り方がわかりませんでした。今から探せば、それでいいのです。
「わしはわし。あんたはあんた。」が言える人の共通点
メソッドを続けたお客様が、自分の在り方をこんな言葉で教えてくれたことがあります。
「自分の中の神に恥じないように生きる」 「そこに、愛があるんか」
立派な言葉である必要はありません。誰かに見せるためのものでもありません。自分の内側だけに向いた、静かなものさしがあればいいのです。
このものさしを一つ持つと、何が変わるでしょうか。
人の顔色を伺う回数が、驚くほど減ります。既読スルーにも、ママ友の一言にも、いちいち心が揺れなくなる。今まで手応えのなかった足元に、初めて確かさを感じるようになるのです。
「わしはわし。あんたはあんた。」
これは、他人を突き放す言葉ではありません。他人に振り回されずに、自分の人生を自分で歩くための、静かな宣言です。
揉んでも取れない不調の、本当の原因
自律神経の不調でお悩みの方の多くが、この「自分のものさし」を持てないまま、外側の基準だけで自分を測り続けています。
人の期待に応えようとする。評価を気にする。空気を読み続ける。その緊張が一日中身体に溜まっていくと、休むタイミングそのものを見失ってしまいます。自律神経が乱れるのは、その結果として、とても自然な反応なのです。
だからこそ、身体を根本から緩めていくには、揉むことだけでは足りません。「わしはわし、あんたはあんた」と言える自分に、少しずつ戻っていくこと。それが、実は一番の近道だったりします。
まだ「わからない」で、大丈夫です
答えは、今すぐ出さなくて構いません。
まずは今日、誰かの機嫌を伺う前に、一瞬だけ立ち止まって、自分に聞いてみてください。
「わたしは、どうしたい?」
その小さな積み重ねの先に、いつかきっとこう言える日が来ます。
「わしはわし。あんたはあんた。」
自信を持って。
