「あの人みたいにできない」と落ち込むこと、ありませんか?

「何をやっても、うまくいかない」
「もう、無理です」
そんな言葉を、よく耳にします。
その気持ち、痛いほどわかります。
なぜなら——私自身が、誰よりもそう思っているからです。
整体師なのに「アホやな」と思う日々
会社員を辞めて起業し、いまは個人事業主として整体の仕事をしています。でも、こんなことをしている自分を「アホやな」と思う瞬間が、しょっちゅうあるんです。
もっと上手に話せたら。もっと気の利いた企画ができたら。きっと、うまくいくのに——。そんなふうに考えてしまいます。自分が「こうできたらいいな」と思うことが、自分には思いつかない。その歯がゆさを、よく味わっています。
比べているのは、いつも自分
YouTubeやインスタを開くと、個人でなめらかに話している人がいる。お客様が注文しやすい仕組みを、上手に作っている人がいる。それを見るたびに、自分との差を痛感します。
「人と比べなくていいんですよ」なんて、私はお客様にお伝えすることもあります。なのに、誰よりも比べているのは、この私なんですよね。
差を埋めようとするから、差が苦しくなる
この差を、今すぐ埋めようとする。だから余計に、差が大きく見えて、苦しくなる。むしろ「早く埋めなきゃ」と焦るほど、その差を“痛み”として感じてしまうのかもしれません。
頭の中で「足りない、足りない」と比べ続けているとき、体はずっと気を張っています。アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態。これでは、心も体も、休まる暇がありません。
下手は下手なりに、淡々と
じゃあ、どうするか。
答えは、とてもシンプルです。
下手は下手なりに、できることを、淡々と毎日やっていく。
結局、これしかないんだと思います。
でも、こうして毎日「比べてしまう自分」をたっぷり体験しているからこそ、思考のクセというものに、現場で向き合えるのかもしれません。自分の中で何が起きているかにそっと気づけたとき、張りつめていた緊張は、少しずつほどけていきます。
比べてしまう自分を、責めなくて大丈夫。
そのクセに気づけたなら、それだけで、もう半分はほどけはじめています。
