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パニック障害 女性10代 治すのは自分である

本日はメンタルクリニックでパニック障害と診断された10代後半の女性とのセッションを行った。

彼女は2年前の夏から動悸や汗が噴き出るようになってきた。なぜ、そのような症状が出始めたのか、思い当たる出来事はないそうだ。その後、高校を卒業してから働いた職場でも同様の症状が出始めたため、職務に支障をきたすようになり、退職を選んだ。その後は自宅で療養している。動悸や汗以外にも症状はあった。頭痛、倦怠感、食欲不振も同時に起こる。

本日は2回目で来られた。

1回目の施術後、あまり変化は感じられなかったが、少し眠りが深くなった気がするとのことだった。大きく改善したところは無いが、自分なりに変化が出てきそうな予感を感じて、施術を続けてみたいと思ったそうだ。

私のところでは、次回施術を強制しない。
ただし、通院ペースと改善の見立ては提案させてもらう。
あくまでもご本人の判断に委ねる。
「不調が治る」ということを他人に依存してはならない。結果としてよくなった試しがない。大多数の方は病気は医師や治療家が治してくれると思っている。しかし、所詮他人なので治すことはできない。

治すのは自分。

本気で治るんだという想いが必要になってくる。
施術は、その想いの補助となって回復を加速させる。

世の中が便利になればなるほど、依存が増えているように思う。
かくいう私も外出時に地図を見ることがほとんど無くなった。ナビゲーションに依存している。
必ずしもナビが正しいとも限らない。ナビは道なき道を進めと間違った案内をすることがよくある。

話は外れたが、いずれにしても自分の意志を明確にすることが大切だ。

彼女は自分の意思で判断して、通い始めた。結果はまだ出ていないが、焦っていない。
焦らずじっくり取り組んで根治したいという意志がはっきり見える。
だから私は、やがて良い方向に改善していくと思っている。

今回の施術では、彼女に「力み」があると感じた。どこかで「力む」くせがついたと思われる。
最近なのか、幼少期なのかはわからない。
この「力み」をどうやって抜くのかは課題であるが、施術を繰り返せば「脱力」が可能になると思われる。
この施術は身体に安心感を与えるからだ。

「力み」が取れるまで、もう少しかかるが焦らず取り組んでもらいたい。
私自身も焦らず、セッションの中で彼女の状態を事細かく感じ取りながら進めていきたい。

原因がわからない不調でお悩みの方は「心整体 いきいき堂」へLINEでご相談ください。

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