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「病は気から」 〜 心が体を支配する

自律神経不調の症状は、病院で検査しても「異常はありません」と診断されることが多い。だが、不調症状が続く場合、自律神経失調症、パニック障害、不眠症、うつ病などと病名がつけられる。検査の結果、異常はないのに、不調を訴えれば、向精神薬が処方される。

そして半年、いや1年とズルズル引きずり、やがて薬への耐性ができていき、薬の量が増え、さらに種類も増えていったりする。そして薬なしでは生きていけない身体になってしまうことが多々ある。

不調症状が出ているので原因は必ずあるはずだ。現代医学における検査の数値に異常が出てないだけの話だ。では、原因はなんだろう?今日はメンタルトレーナーの梯谷幸司(はしがい こうじ)さんの書籍を引用しながら簡単に解説していきたい。

昔から、「病は気から」という言葉がある。「気持ちの持ちようで、病気は重くも軽くもなる」という意味を表している。誰もが生活の中で感覚として「病は気から」を理解されているだろう。

アメリカの精神分析学者であり、かつ医学博士のフランツ・アレクサンダーに次のような言葉がある。「生物学や医学の分野においては無視されているものの、”心が体を支配する“という事実は、われわれが日々の生活の中で体得している最も基本的な事柄である」

「心が体を支配する」ことを、西洋東洋問わず、多くの人々が体験として実感しているといえる。

そして実際のところ、近年の様々な研究により、「病は気から」が科学的に証明されつつある。例えば、精神的なストレスで緊張状態が続くと、身体にさまざまな不調をもたらすことがわかっている。

その要因は、自律神経のバランスの崩れだ。自律神経とは、内臓や血管などの働きをコントロールし、生命維持には欠かせない神経機能だ。交感神経と副交感神経の2つがあるが、緊張状態では交感神経が優位になる。

交感神経が優位になると、血管が収縮し、血圧が上がる、脈拍が速くなる、胃腸などの活動が低下するといったことが起こるようになる。緊張状態のままだと、当然、体にダメージを与える状態が続く。その結果、血流障害や免疫力の低下などが起こり、がんや糖尿病などの様々な生活習慣病、感染症などに繋がってしまう。

まさに「病は気から」である。そこでメンタルトレーナーの梯谷幸司さんは言葉の技術や心理技術を駆使して、「脳の動かし方」を変化させ、実際には存在しない「思い込み」や誤った「セルフイメージ」などに気づかせる。そして、脳の動かし方と言葉を変えていくことで、多数のクライアントの病気や不調を解消させているのだ。

梯谷さんは多数のクライアントさんと接する経験を重ねる中で、気づいたことがあるそうだ。病気を作っているのは、その人が心の中で意識・無意識に感じているズレがあるということ。そのズレとは、「自分の人生を生きていない」ことだそうだ。

こうしたズレを起こしている原因は、実際には存在しない思い込みや誤ったセルフイメージ、それらをつくっている脳の動かし方であり、これらの誤りや偏りを修正して、ズレを解消した時、病気はやめられると断言されている。

本当の自分」のまま、本来の「生きる目的」に沿って生きる選択を取り戻したとき、病気とは無縁になるのです。

本当の自分に出会えば、病気は消えていく 梯谷幸司著

自分の人生を生きていないことが病気に繋がっている。とても重要で興味深い話である。


心整体 いきいき堂では、心と身体のこと、楽しむこと、日々のこと、私の想うことなど、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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