私の住む街にサザンがやってきた

47年前、テレビで初めてサザンオールスターズを観たとき、小学生の私は「何を歌っているのか分からないし、お笑い系の人たちだな」と思いました。ランニングシャツとパンツ姿で騒ぐ姿がそう見えたのです。
中学に上がる頃、友人のお姉さんがサザンの1枚目のアルバム『熱い胸騒ぎ』を貸してくれました。正直、当時は「勝手にシンドバット」くらいしか知らず、松田聖子に夢中だったので、大きな期待もせずに聴き始めたのですが…。「あれっ?」気づけばその世界観にどんどん引き込まれていったのです。
その後、「いとしのエリー」が大ヒットし、サザンが世間的にも有名になりました。うれしい反面、どこか遠くに行ってしまったような寂しさも感じたのを覚えています。
広島郵便貯金ホールで初めて観たコンサートでは、桑田さんの煽りや飛び込み、観客に蹴りを入れるパフォーマンスなど、当時の歌手の常識を覆すライブに圧倒されました。本気で「楽しい!」と思わせてくれるバンドでした。ですが、サザンのファンだと公言すると、「あんなわけのわからんバンドのどこがいいんだ」とバカにされることも少なくありませんでした。
高校生になり、ようやくサザンの良さを分かってくれる友人たちと出会えました。その仲間の一人、小蔦くんと、40数年ぶりに一緒にサザンのライブに行けた昨日は、とても感慨深いものでした。

ライブ中、原由子さんが「気づけば超高齢者バンドになっていました!」と笑顔で語っていました。会場を見渡すと(自分のことはさておき)観客も演歌コンサートさながらの顔ぶれ。時の流れをしみじみ感じつつも、ライブは新鮮そのもの。新アルバム『Thank you so much』の楽曲が心に響き、終演後は二人で放心状態になりました。余韻が心地よい、最高の広島公演でした。

桑田さんも69歳とおっしゃっていました。あと何回この素晴らしいライブを観られるか分からないので、今後も開催されるたびに積極的に参加したいと思います。
サザンに興味のない方には申し訳ありません。独断と偏見による投稿でした!
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