わかっているのに、できない。——それでも、私はこれを伝え続ける

正直に言います。
私は「やりたいか・やりたくないか」で選択することの大切さを、クライアントさんにお伝えしています。

「できる・できない」ではなく、やりたいかどうか。
頭ではなく、身体の感覚に従うこと。それが、不調の根本を変えていく、と。

でも私自身、つい損得で動いてしまうことがあります。
やりたいことよりも、安心を選んでしまう瞬間が。

そのたびに、胸のあたりがぎゅっとなる感じがします。
身体は正直で、「これは本来の自分じゃない」と、すぐに教えてくれる。

わかっている。でも、できていない。
そのズレに気づいたとき、情けないという気持ちが出てきます。

でも少し経って、こう思いました。
「わかっているのにできない」のではなく、「わかっているからこそ、もどかしい」のだ、と。

気づいていなければ、もどかしくもならない。
もどかしさを感じているということは、すでに気づいている、ということ。

身体は、やりたくないことをしているとき、どこかが固まります。呼吸が浅くなります。
それは責められているサインではなく、「本来の方向はこっちじゃない」と教えてくれている羅針盤です。

私はまだ、途中にいます。
それでも、このもどかしさを知っているから、同じ場所にいるあなたの気持ちが、少しわかる気がします。

「わかっているのに、できない」

そのズレを感じているなら、それはもう、変化が始まっているということかもしれません。

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