身体の脳と自律神経整体 〜 肩こり・神経痛の根本原因と改善方法

前回のブログでは、身体の不調の根本原因が脳にあることをお伝えしました。そして、脳には「心の脳」と「身体の脳」が存在することをご理解いただいたと思います。

「身体の脳」は、歩く・走るといった動作や、心臓の鼓動、内臓の動きなど無意識の活動を管理しています。これらは脳の奥にある小脳、間脳、延髄などが担い、生命活動を無意識にコントロールし、ホメオスタシス(恒常性)を維持しています。

一方で、「心の脳」は主に思考を担当し、身体の動きには直接関与しません。今回は、「身体の脳」がどのように働き、身体に影響を与えるのかについて詳しく解説します。

「身体の脳」が環境変化に反応する仕組み

身体の脳は、環境に変化があるとまずそれを危険とみなし、身体を緊張させます。これは、気温や気圧などの自然環境だけでなく、突然の大きな音や異臭、見知らぬ人との接触など、通常と異なる状況に対する反応です。たとえば、ボールが飛んできたとき、身体は瞬時に反射的に動いて回避します。これは、心の脳の判断を待たずに身体の脳が自動的に行う行動です。

身体の脳の誤作動が引き起こす健康問題

通常、危険が去ると、心の脳が身体の脳に緊張を解く指示を出します。しかし、時には身体の脳がこの指示に従わず、過度な緊張が続いてしまうことがあります。これが、肩こり、神経痛、関節痛などの身体の不調を引き起こす原因です。身体の脳が環境の変化を過剰に警戒し、その結果として筋肉が緊張し続けると、身体の歪みが生じます。

自律神経整体の役割

こうした不調を改善するために有効なのが、自律神経整体です。身体の脳が誤った命令を出し、身体の歪みや痛みが生じているとき、この整体手技を通じて「危険は去った、もう緊張を解いても大丈夫だ」と身体の脳に伝えることができます。これにより、身体は自然治癒力を発揮し、正常な状態を取り戻します。

自律神経整体は、肩こりや神経痛などの慢性的な不調に悩む方にとって、非常に効果的なアプローチです。もし病院の検査で異常が見つからず、不調の原因がわからないと感じている方は、自律神経整体による調整を試してみてください。


心整体 いきいき堂では、心と身体のこと、楽しむこと、日々のこと、私の想うことなど、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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