整体道場での研修参加記 〜 人生、学び続けることと、挑戦し続けること

2月の週末、整体道場での研修に参加しました。この2日間は、新たな気づきや整体技術のブラッシュアップに貴重な時間でした。私自身が修了生として参加できる制度は、経験を積む上で心強い存在です。そして、この研修には新たに整体師を目指す現役受講生たちも参加しており、彼らと共に学ぶことは刺激に満ちたものでした。

また、この研修に参加した理由はもうひとつありました。それは、私と共に学んだ仲間が脱サラを決意し、北海道で整体院を開業することになったからです。彼の勇気に触れ、お祝いも兼ねて彼に会いに行きました。彼は19年間勤めた会社を辞め、家庭も持ちながら、安定収入を捨てての独立開業です。その決断には驚きと感動を禁じ得ませんでした。

彼が研修中に述べた言葉は、私にとっても大きな示唆を与えるものでした。「整体道場という帰る場所と、そこから卒業した仲間が頑張っている姿に勇気をもらえた」との言葉は、私にも共感を呼び起こしました。私自身も彼と同様、この道場で学びながら独立開業を果たしました。師匠である西田 聡先生の言葉も胸に響きます。彼の言葉からは、安定を求める安易な選択ではなく、自らの道を切り開く勇気を感じます。

現代を生きる日本人の大半は、異常なことを異常と気づかないくらい鈍化しているようです。それが子どもたちと社会の未来を閉ざしかねないと危惧しますが、多くの者は「自分一人が頑張ったところで……」と言い訳をして、自分が正しいと信じる仕事を選択する勇気を持たず、安定収入にすがり、権威や組織、上位者に運命を委ねます。

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その通り。自分一人が頑張ったところで、世界は何も変わりません。しかし、少なくとも私は、かのマハトマ・ガンジーが次のような言葉を遺している通りだと強く思います。そして、それに共感し、自分の道を探し、そこに全身全霊を傾ける勇気ある仲間と共に、この人生を歩いて行きたいと考えています。

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「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。それをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」

離れた場所に住む彼と私ですが、現代のテクノロジーを駆使し、連絡を取り合い、助け合いながら成長していきたいと思っています。彼の19年間の会社生活に感謝し、新たな旅路に共に歩むことを誓います。この整体道場での日々は、私にとってかけがえのない宝物です。