「検査では異常なし」なのに不調が治らない本当の理由|それは“思考のクセ”かもしれない

病院で検査を受けても「異常なし」と言われる。
薬を飲んでも、なぜか良くならない。
そんな慢性的な不調に悩んでいませんか?

当院にも、同じような悩みを抱えて来院される方が多くいらっしゃいます。
実はそのような方々の多くに共通しているのが、「脱力できない身体」なのです。

■ 脱力できない身体とは?

慢性的な不調を抱える方の多くは、身体が“常に緊張状態”にあります。
言い換えると、「力を抜けない身体」になっているのです。

では、その“過度な緊張”はどこから生まれるのか?

■ 緊張を生み出す最大の要因は「精神的ストレス」

原因の多くは、精神的なストレスです。
もちろん、まれに筋肉疲労など身体的な要因もありますが、割合としてはおよそ8〜9割がストレスによるものです。

そして、そのストレスのほとんどが「人間関係」から生まれています。

■ 人間関係の悩みは、“相手を変えようとすること”から始まる

人間関係には相手がいます。
相手を自分の思う通りに変えることは、ほとんど不可能です。
強く訴えれば一時的に変わるように見えるかもしれませんが、それも長くは続きません。

では、どうすればいいのか?
——それは、自分の“思考”を変えることです。

■ 自分を責めずに、「思考のクセ」に気づく

ここで言う“変える”とは、
「自分が弱い」「自分がダメだ」と否定することではありません。

まずは、自分の思考にどんなクセがあるのかを知ること。
それが、心と身体をゆるめる第一歩になります。

■ あなたの“思考のクセ”をチェックしてみましょう

次のような思考パターンに、心当たりはありませんか?

  • 上司が会議中に私の発言に返事をしなかった。→ 私を嫌っているに違いない。
  • 昨晩は3時間しか眠れなかった。→ 私はもう眠れない体質だ。
  • 電車の中で動悸がした。→ きっと重大な病気だ。
  • 友人からLINEの返事がない。→ 嫌われたんだ。
  • 体温が37.2℃あった。→ 絶対インフルエンザだ。
  • 夫が食後に黙ってスマホを見ている。→ 私を無視しているに違いない。
  • 今日は雨だ。→ 雨の日は必ず気分が落ち込む。
  • プレゼンで声が震えた。→ みんながバカにしたに違いない。
  • 同僚がため息をついた。→ 私のせいだ。
  • 上司に会議へ呼ばれた。→ 叱られるに違いない。
  • SNSのいいねが少ない。→ 私には価値がない。
  • 家族が夕食のとき話さなかった。→ 私と一緒にいるのがつまらないのだろう。
  • お客様から返信が遅い。→ クレームになるかも。
  • 今朝の目覚めが悪かった。→ 私はもう健康を取り戻せない。
  • 同僚が目を合わせなかった。→ 嫌われているに違いない。

■ その思考、本当に「事実」ですか?

上記の多くは、“事実”ではなく“脳の思い込み”です。
脳は思考を現実と勘違いし、危険だと判断して身体を緊張させます。

つまり、思考のクセが続く限り、身体はリラックスできず、
不調という形でサインを出し続けるのです。

■ 気づくことが、緊張を解く第一歩

思考のクセに気づく。
それだけで、心と身体は少しずつ緩み始めます。

「病院で異常なし」と言われても、どこかつらい。
そんなあなたの不調は、“脳の勘違い”がつくり出しているのかもしれません。

気づきがあれば、身体は必ず変わっていきます。
焦らず、一歩ずつ、自分をゆるめていきましょう。

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