自律神経の乱れはなぜ治らないのか?整体師が見てきた本当の原因

自律神経の乱れと言われても原因が分からない
最近、自律神経の乱れからくる不調を訴える方がとても増えています。
不安感、動悸、めまい、慢性的な疲労、首や肩の強いコリ。
こうした症状で病院に行き、検査をしても
「異常はありません」
「自律神経の乱れでしょう」
と言われることが多いようです。
そして多くの場合、不安を抑える薬や症状を和らげる薬が処方されます。
これは、今出ている症状を抑える方法です。
症状が消えればそれでいい?
もちろん、症状が治まり元気に生活できるのであれば、それは良いことです。
「症状が治ればそれでいいじゃないか」
そう思われるのも自然なことです。
しかし、整体の現場で何千人もの方と接してきて感じるのは、
同じ不調を繰り返している方がとても多い
ということです。
・昔も同じ症状があった
・何年かごとに繰り返している
・最近は回復までに時間がかかる
こういった話をよく聞きます。
若いうちは回復力があります。
しかし年齢を重ねると、不調のサイクルは短くなり、回復までの時間も長くなります。
そのため、私の整体には40代〜60代前半の方が多く来られます。
本当の原因は身体の過度な緊張
病院では異常がないのに不調が続く。
その原因の一つが
身体の過度な緊張です。
特に多いのが
・首
・肩
・背中
・腰
といった背中側のラインの緊張です。
この背部ラインは、身体にとって重要な神経の通り道の近くにあります。
身体の深い部分が緊張したままだと、自律神経はその状態を常にモニタしています。
つまり
身体が休まっていない状態が続いてしまう
のです。
休んでいるのに休めていない身体
この状態は車に例えると分かりやすいでしょう。
車を止めているのに、アクセルを少し踏み続けている状態です。
ブレーキを踏んで止まっているのに、エンジンは回り続けています。
一度や二度なら問題ありません。
しかしそれを毎日続けていたら、やがてどこかが故障してしまいます。
身体も同じです。
多くの場合、
交感神経が常にアクセルオンの状態
になっています。
故障した場所だけ直しても繰り返す
車が故障した場合、壊れた部品を修理すればその場所は直ります。
しかしドライバーがまたアクセルを踏み続けていたら、別の場所が故障します。
薬で症状を抑える治療も、これと似た部分があります。
症状は抑えられても、根本の原因が変わらなければ
また別の不調が現れる
こともあるのです。
大切なのは身体をゆるめること
まず必要なのは
身体の緊張をゆるめること
です。
身体がゆるむと、自律神経のアクセルも自然と戻っていきます。
つまり
身体をゆるめる
=アクセルを戻す
ということです。
それでもまた緊張が戻る理由
しかし、ここで一つ問題があります。
身体をゆるめても、また緊張が戻ってしまう人がいます。
その原因が
思考のクセ
です。
ドライバーのクセ=思考のクセ
先ほどの車の例でいえば、ドライバーの運転のクセです。
人間の身体をコントロールしているのは脳です。
つまり身体の緊張を作り出しているのは
脳の使い方
とも言えます。
思考のクセには
・思い込み
・信じ込み
・すり込み
があります。
そして多くの場合、本人はそれに気づいていません。
気づかない限り変わらない
身体をゆるめても、思考のクセがそのままだと、また緊張が戻ります。
だから不調を繰り返してしまうのです。
思考のクセは、自分で気づかないと修正できません。
私が取り組んでいること
私はこの経験から、
身体と思考の両方にアプローチする方法
に取り組んでいます。
それが
思考×身体の回復メソッド
です。
実際に受けられた方の多くが
「そんなことを思い込んでいたのか」
と気づかれます。
思考のクセは生活に溶け込んでいるため、なかなか自分では気づけないものなのです。
不調を繰り返さないために
思考のクセを変えることは簡単ではありません。
しかし
・気づく
・見直す
・修正する
これを繰り返していくことで、少しずつ変わっていきます。
もしあなたが
・検査では異常がない
・でも不調が続いている
・同じ症状を何度も繰り返している
のであれば、
身体だけでなく
思考にも目を向けてみてください。
そこに、長く続いた不調から抜け出すヒントがあるかもしれません。
