朝、どうしても起きられない… その原因は「身体の誤作動」かもしれません

■ はじめに
「朝、どうしても起きられない」「身体がだるくて布団から出られない」
そんなお悩みが、近年とても増えています。
特に若い方や成長期のお子さん、学生さんに多く、**起立性調節障害(OD)**という名前を聞くことも増えてきました。
親御さんからのご相談で「朝になると起きられない」「学校に行けない」という声もよく耳にします。
このとき「心の問題なのでは…」と不安に思われることも多いのですが、実はそれだけではありません。
身体の状態そのものが「誤作動」を起こしている場合がとても多いのです。
■ 身体を動かさない生活が原因に?
現代の生活は身体を動かさない時間がとても増えています。
- スマホやゲームの時間が長い
- 長時間座っている
- 運動習慣がない
- 外出や活動の機会が減っている
こうした生活が続くことで、身体にある大切な“機能”が衰えていきます。
そしてそれが朝の「起きにくさ」に大きく関係しているのです。
■ 動かさないことで起きる主な影響
① 自律神経のリズムが乱れる
身体には**交感神経(活動)と副交感神経(休息)**というリズムがあります。
朝は交感神経が働き、身体を目覚めさせるはずですが、動かさない生活ではこの切り替えがうまくいかなくなります。
結果として、朝になっても身体が活動モードに入れなくなるのです。
② 血流が低下してしまう
身体の血液循環は、筋肉の「ポンプ作用」に大きく依存しています。
動かさないと筋ポンプが弱くなり、血流が滞りがちになります。
朝起きた時に血圧が上がらず、めまいや立ちくらみが起きやすくなります。
③ 固有感覚(姿勢感覚)が鈍る
関節や筋肉から脳に送られる位置感覚・姿勢感覚が鈍ってしまい、
「身体を起こして活動する」という動きがスムーズにできなくなります。
これは長時間の座り姿勢やスマホ使用でも悪化しやすいです。
④ 心と身体の萎縮
「朝起きてもつらい → 動けない → さらに動かなくなる」
という悪循環に入り、心と身体の萎縮が進みやすくなります。
次第に「起きるのが怖い」「起きた後がしんどい」と心理的なハードルまで上がってしまいます。
■ 自律神経無痛療法のアプローチ
心整体 いきいき堂の自律神経無痛療法では、こうした「身体の誤作動」に着目しています。
・身体にやさしい刺激を与えて神経と筋肉の誤作動をリセット
・本来の正しいリズムを再学習させていく
・身体が自然に朝の活動モードに入れるようサポート
「朝がラクになった」「起きられる日が増えた」「めまいが減った」
というお声もたくさんいただいています。
■ まとめ
朝起きられない症状は、決して「心だけの問題」ではありません。
身体の動きや神経のリズムが崩れていることで起こるケースも多くあります。
まずは身体から整えること。
それが結果として心にもよい影響を与え、悪循環を断ち切るきっかけになります。
もし同じようなお悩みがありましたら、お一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。
一緒に身体を整えて、自然に朝を迎えられる毎日を目指しましょう✨。