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不調が続くのは気づいていない緊張がある

病院で検査しても原因がわからない。しかし不調は続く。病院の検査では異常がないのに不調が出る場合の多くは、自律神経失調症であったり、更年期障害や起立性調節障害、パニック障害、偏頭痛などと診断名がつく。

当院はそのような診断を受けた方が多く来られる。検査では異常がないのに不調が続く方々に共通するのは、体の緊張だ。もっと詳細に言えば筋肉が過緊張している。

首や肩がこっている場合は本人も緊張していることに気づく。その他の部分については自分が緊張していること、力んでいることに気づけない人が多い。美容院でシャンプーしてもらう時、楽に寝ているつもりでも美容師さんから「力を抜いてくださいね」などと言われて緊張していることに気づくことも少なくないと思う。それほど緊張や力みというものは、無意識であり、無自覚なのだ。

アウターマッスルとインナーマッスルという言葉を聞いたことがあると思う。アウターは体の表側を覆っている筋肉であり、インナーは体の内側にある筋肉である。無自覚で無意識の力みは主にアウターで生じている。アウターは主に体を動かすときに使われ、瞬発力を発揮する筋肉。インナーは主に体を支えるのに使われ、持久力がある筋肉。姿勢が崩れ、インナーがちゃんと使われなくなると、アウターがインナーの代わりをするためにアウターに力みが生まれる。アウターは持久力がないので体を支えていると無意識に力む。

昨今、中高生の来院が多くなっている。前述した病院の検査で異常がないが、朝起きると異常に倦怠感に襲われたり、頭痛や気分が悪くなったりして、学校に行けない状態が続く。起立性調節障害と診断される場合が多い。この症状が出るのは元々体の弱い人が出ると思われがちだが、そうではない。どちらかというとスポーツ部で活躍している人も少なくない。

こういった中高生には筋肉の過緊張をゆるめることをしていく。当院では整体施術以外にもインナーを意識したトレーニングをやってもらう。呼吸法、スクワット、体幹トレーニングだ。朝に不調になる場合は、体液(血液・リンパ液など)が下半身に滞留して、頭部までうまく回っていない。なので下半身のインナーを動かして、ポンプ作用を上げていく。

なかなか当院に来れない方もいると思うので、検査で異常がない不調で悩んでいる方はインナーを動かすトレーニングを自分でやってみることをオススメする。呼吸法やスクワット、体幹トレーニングの方法はYouTubeで探せば、たくさん出てくる。色々調べて自分にあったトレーニングを試してみるとよい。

現代社会は、体がストレスを受けやすい環境に取り巻かれている。知らず知らず、気づかないうちに緊張し、ほどけない状態で自律神経が乱れ、不調に悩まされてしまう。

症状の出る出ないは個々に差がある。そして症状が早く出るか、遅く出るかも個々である。なので今、元気な人も注意しておかなければならない。突然不調に見舞われるからだ。

原因がわからない不調でお悩みの方は「心整体 いきいき堂」へLINEでご相談ください。

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