イライラする本当の理由|ネガティブな感情は「思い込み」に気づくサイン

イライラするのは、あなたが悪いからではありません
・イライラする
・腹が立つ
・キレてしまう
・反論したくなる
・目を背けたくなる
・耳を塞ぎたくなる
・距離を置きたくなる
・「自分がネタにされている」と感じる
私たちは日常の中で、こうした感情を何度も経験しています。
一般的には、これらは「ネガティブな感情」と呼ばれます。
ですが、ここで大切な視点があります。
それは、
こうした感情が出るということ自体に、意味がある
ということです。
ネガティブな感情は「反応」が起きているサイン
イライラや怒りが湧くとき、
私たちは必ず「何か」に反応しています。
誰かの言葉
態度
表情
出来事
空気感
一見すると、
「相手のせい」「状況のせい」に見えるかもしれません。
しかし実は、
相手はあなたの内側を映す“鏡”にすぎない
という考え方があります。
つまり、
相手に反応しているようでいて、
本当は 自分自身の内側にある何か に反応しているのです。
それは「自分を許せていない部分」かもしれません
強く反応してしまうとき、
その奥にはこんな思い込みが隠れていることがあります。
・こうあるべき
・認められなければならない
・否定されてはいけない
・弱さを見せてはいけない
もしそうだとしたら、
それは 自分を責め続けてきた証拠 でもあります。
ネガティブな感情が出るのは、
あなたが未熟だからでも、心が弱いからでもありません。
ただ、
まだ自分を許せていない部分がある
それだけなのかもしれません。
ネガティブな感情は「思い込み」に気づくチャンス
感情が強く動いたとき、
ぜひこんな問いを投げかけてみてください。
・なぜ、ここに反応したのだろう?
・なぜ、抵抗したくなったのだろう?
・その奥に、どんな感情があるのだろう?
答えを無理に出そうとしなくて大丈夫です。
分析もしなくていい。
ただ、問いかけるだけでいいのです。
メモするだけでも、変化は始まります
日常生活の中で、
ネガティブな感情は何度も繰り返し現れます。
だからこそおすすめなのが、
・反応した出来事をメモする
・「ここにはどんな思い込みがあったのか?」と書く
これだけです。
答えが出なくても問題ありません。
問いを立てた時点で、
脳と心はすでに変化を始めています。
気づきが深まると、感情は静かになります
問いかけを続けていると、
ある瞬間、ふっと腑に落ちることがあります。
「ああ、そういう思い込みがあったんだな」と。
そのとき、
イライラや怒りは不思議と力を失っていきます。
やがて
ネガティブ・ポジティブという区別そのものが薄れ、
出来事をそのまま受け取れるようになります。
それは、
すべてが愛と感謝に還っていく感覚
とも言えるかもしれません。
問いかけることから、すべては始まります
感情を抑え込む必要はありません。
消そうとしなくていい。
ネガティブな感情は、
あなたを責めるためではなく、
本来の自分に戻るためのサイン です。
ぜひ、今日から
問いかけることだけ、始めてみてください。
もし今、
・同じことで何度もイライラしてしまう
・理由がわからない不安や動悸が続いている
・「考えすぎだ」と言われても、やめられない
・病院では異常なしと言われたが、つらさは残っている
そんな状態が続いているとしたら、
それは 性格の問題でも、気合い不足でもありません。
多くの場合、
思考のクセ(前提・思い込み)と、身体の緊張が結びついたまま
無意識に繰り返されているだけなのです。
「気づいても、ひとりでは変えられない」こともあります
この記事でお伝えした
「問いかけ」「気づき」は、とても大切な第一歩です。
ただし実際には、
・どこを問いかければいいかわからない
・気づいたつもりでも、また元に戻ってしまう
・感情が強く出る場面になると、余裕がなくなる
こうした声も、これまで数多く聞いてきました。
思考は、
身体の緊張と結びついているため、頭だけでは変わりきらない
ことが多いのです。
思考と身体、両方から整えるために
心整体いきいき堂では、
対話による「思考の整理」と、
自律神経にやさしく働きかける施術を組み合わせた
「思考×身体の回復メソッド」を行っています。
・なぜそこに反応してしまうのか
・どんな前提が、身体を緊張させているのか
・本来の自分は、どんな状態なのか
ひとつずつ、無理なく紐解いていく時間です。
こんな方におすすめしています
・イライラや不安を「どうにかしたい」と思い続けている方
・原因不明の不調が長く続いている方
・薬や対症療法だけでは限界を感じている方
・「このままの生き方でいいのだろうか」と感じている方
「変わりたいけれど、どうしていいかわからない」
そんな状態の方ほど、安心して受けていただける内容です。
詳しくはこちらからご確認ください
▶︎ 思考×身体の回復メソッド(詳細ページ)

※まずは自律神経無痛療法から始めたい方、
ご相談だけしたい方への案内も、ページ内に記載しています。
ひとこと
変わろうとしなくていい。
ただ「気づく場」に、身を置いてみてください。
回復は、そこから自然に始まります。
