頭痛(慢性)・めまいでお悩みの方へ
頭痛、めまいを主訴とされている方は他にもたくさんの症状が重なっています。
- 首がこる
- 顎関節が痛い
- 目が疲れる
- 耳鳴りがする
- 動悸がする
- 手や指が痛い
- 肩がこる、重い
- 腰が痛い、重い
- 寝ても疲れが取れない
- 何となくしんどい
これだけ不調を抱えているのですが、とりあえず頭痛やめまいが突出しているので、なんとか症状を鎮めたい。
とりあえず頭痛薬で対処されています。他の症状はどうやって鎮めればいいのかわからないのが正直なところです。
その頭痛薬ですが、果たして原因が取り除かれているのでしょうか?
はっきり言いますが、頭痛薬で原因は取り除かれていません。
原因が取り除かれていれば、いつもバッグに入れて持ち歩かなくてもよいはずです。
頭痛薬の売り上げに協力しているだけです。早くそのことに気づいてほしいのです。

化学薬品には必ず副作用があります。
事実、薬を飲み続けているのに上記のような不調症状が出ています。
一時的に痛みが治るからといって、これから先ずっと薬を飲み続けますか?
頭痛のタイプ
まずは頭痛のタイプについて解説いたします。
片頭痛
- 片頭痛は、頭の片側もしくは両側の主にこめかみから目の周辺が、ズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように激しく痛む、発作性の頭痛です。
- 片頭痛の痛みは、発作の最中に身体を動かすなどして、頭の位置を変えると悪化します。
- 偏頭痛が起きると、光や音、においに敏感になり、まぶしい場所や騒々しい場所では、痛みがひどくなることもあります。
- 頭痛以外の症状として、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
- 片頭痛の原因は諸説ありますが、血管の拡張により三叉神経(さんさしんけい)が刺激されて痛むという説が現時点では最も有力です。
- 男女比でみると、約1対4と圧倒的に女性が多く、特に20〜40歳代に集中しています。
- 雨天時に起こる気圧性頭痛や次に述べる緊張型頭痛を併発している場合も少なくありません。

緊張型頭痛
- 緊張型頭痛は、後頭部から首筋を中心とした頭全体が締め付けられるように痛みます。
- 肩や首のこりを伴うことが多く、他にフワフワしためまい(浮動性めまい)、目の疲れ、全身倦怠感などが痛みとともにあらわれることもあります。
- 現在、もっとも多い慢性頭痛と言われており、最近は低年齢化が進んでいます。
- 緊張型頭痛は、肩から背中にかけての「僧帽筋」、頭の後ろの「後頭筋」、頭の横の「側頭筋」などの筋肉が緊張することによって起こるとされています。
- 筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まり、周囲の神経を刺激して、締め付けられるような痛みが生じます。
- 先に述べた「片頭痛」を併発している人も、多いようです。
群発頭痛
- 群発頭痛はその名のとおり、ある一定の時期にしきりに起こる頭痛です。
- 片方の目の奥が「火ばしでえぐられる」と表現されるほど、激しく痛むのが特徴です。
- 群発頭痛が起きる頻度は、1年に1〜2回が一般的です。
- しかし、一旦頭痛発作が始めると、1〜2ヶ月の間は、毎日のように痛みが起こります。
- 激しい痛みのため、発作の最中はじっとしていられず、痛みをまぎらわすために頭を壁にぶつけたり、転げ回ったりする人も少なくありません。
- また、頭痛発作時には、目の充血や涙、鼻水などの随伴症状が生じることもあります。
- 比較的まれな頭痛で、男女比は10〜7対1と圧倒的に男性に多いのが特徴です。
- 群発頭痛は目のすぐ後ろを走行する内頸動脈という太い血管に炎症が生じるために発症することがわかっています。
- 痛みが生じる場所が似ていることから、「慢性副鼻腔炎」や「三叉神経痛」と間違われることも多いので、注意が必要です。
薬物乱用頭痛
- 薬物乱用頭痛は、鎮痛剤(頭痛薬)の飲み過ぎで起こります。
- しかし、もとは片頭痛や緊張型頭痛です。
- 鎮痛剤を頻繁に服用すると、脳が痛みに対して、だんだん敏感になり、普通だったら感じないような痛みまで感じ取るようになります。
- 薬物乱用頭痛の特徴的な症状は、毎日、明け方や早朝に起こる、締め付けられるような痛みや頭重感です。
- そうなると、痛みを予防するために鎮痛剤を服用するようになり、回数と量が増えていき、その一方で鎮痛剤がだんだん効かなくなってきます。
- 頭痛発作に対する不安のあまり、鎮痛剤を手放せなくなり、依存を強め、効果がなくなるとより強い鎮痛剤に手を出すという悪循環にはまります。
症候性頭痛
- 症候性頭痛は、何らかの疾患があるために生じる頭痛です。
- 生命に関わる重篤な疾患であることも少なくないため注意が必要です。
- 疾患には、次のようなものがあります。
- くも膜下出血
- 脳出血
- 脳梗塞
- 脳腫瘍
- 慢性硬膜下血腫
- 髄膜炎
- モヤモヤ病
- 脳動静脈奇形
- キアリ奇形
- 副鼻腔炎
- 甲状腺機能亢進症
- 甲状腺機能低下症
- 三叉神経痛
- 後頭部神経痛
- 低髄液圧症候群
頭痛には色々タイプがありますが、まずは病院で検査をしていただき、どのタイプか知ることをおすすめします。「群発頭痛」や「症候性頭痛」は病院での治療を優先してください。

頭痛やめまいの要因と原因
要因は3つあります
- 環境的要因:生活習慣・人間関係
- 精神的要因:ストレス・思い込み
- 先天的要因:遺伝・胎位・胎向・胎勢
これらの要因が重なって、頭痛やめまいの原因を作っています。
生活環境
- 日頃の姿勢は?(立ち姿勢・座り姿勢)
- 仕事内容は?(肉体労働・デスクワーク・立ちっぱなし)
- 食生活は?(内容・食べ方)
- 入浴習慣は?(シャワーのみ・烏の行水)
- 睡眠環境は?(スマホ操作・夜勤・短時間)
- 薬の服用は?(頻度・量)
ストレス
- 仕事は?(ノルマ・長時間労働)
- 職場の人間関係は?(いじめ・パワハラ・セクハラ)
- 家族の人間関係は?(ご主人との関係・子供との関係・嫁姑関係)
- その他の人間関係は?(ご近所・友人・知人)
- 金銭的問題は?
上記のような、生活環境やストレスから身体に変化があらわれ始めます。

身体的原因
- 骨格筋の歪み
- 筋肉の過疲労や過緊張
- 内臓疲労や下垂
これらが、頭痛やめまいの身体的な原因となります。
頭痛やめまいの対策
生活環境対策
上記の生活環境原因に対する対策は書籍や専門家の意見を参考にご自分で改善していただく必要があります。
ここが改善できないと治癒が遅くなるどころか、治癒せず、そのまま不調が継続し、悪化を招くことになります。
ストレス対策
これについてもご自分で改善していくことが必要です。参考文献やYouTube、セミナーなどを受講し、参考にできます。ただし、客観的にみてもらうことも必要になります。家族、友人、知人、または専門家にアドバイスをもらったり、話を聴いてもらったりするのも有効な対策となります。
身体的対策
ご自分で改善していくことが難しい部分になります。これも文献やYouTubeやTV番組やセミナーなどを参考に対策することも可能ですが、客観的にみてもらう方が近道になります。頭痛やめまいの場合、首や肩、背中〜腰にかけての筋肉が過緊張しています。自分ではこっているなと感じていますが、手で触れることができませんので正確に把握することはできません。専門家に診てもらい、アドバイスや施術を受けることをお勧めします。
筋肉の過緊張をゆるめる方法は、自律神経整体にて解説していますので参照ください。
頭痛、めまいでお悩みだった方の事例をご参照ください




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