他人の評価から自由になる勇気|売上よりも大切な「自分の生き方」の話

昨日、整体仲間とリモートでミーティングをしました。
みんな個人経営。
それぞれが、自分の院を背負って生きています。
話題の中心は、やっぱり「売上」でした。
月商100万、200万。
年収2000万。
経営スクールに入れば、
そこがひとつの“評価基準”になります。
売上が上がれば優秀。
上がらなければ努力不足。
行動が足りない。考え方が甘い。
そんな言葉が、容赦なく飛んできます。
確かに、数字は大事です。
生活がかかっていますから、きれいごとでは済みません。
でも。
頑張っても、頑張っても、
そこに届かない時期ってありますよね。
周りはどんどん達成していくのに、
自分だけが取り残されている感覚。
実は私も、何度も経験してきました。
そんな時、思い出したのが
嫌われる勇気
に書いてあった言葉です。
「他人の評価を気にする人生から自由になれ」
というメッセージ。
アドラーは言います。
人生の課題には
「自分の課題」と「他人の課題」がある、と。
売上の数字は、たしかに自分の努力の結果でもあります。
でも、
他人と比較して
「すごい」「ダメだ」と評価するのは
実は 他人の課題 なんですよね。
そこに振り回される必要はない。
考えてみれば当たり前のことです。
みんな同じスタートラインなわけがない。
いきなり成果を出す人は、
それまでに積み上げてきた経験がある。
人脈がある。
技術がある。
背景がある。
でも、そこは見えません。
だから
「始めた瞬間に成功した人」
みたいに見えるだけ。
それを見て、自分を否定してしまう。
これほど苦しい比較はありません。
整体の現場でも同じことを感じます。
他人と比べ始めた瞬間、
人は呼吸が浅くなります。
肩が固くなり
首が動かなくなり
自律神経が乱れます。
まるで
「評価されるために生きている身体」
になる。
それって、すごく苦しい。
だから私は最近、こう考えています。
売上は「結果」であって
「価値」ではない。
大事なのは
自分は何のためにこの仕事をしているのか
ここなんじゃないか、と。
私で言えば
「身体と心をゆるめて、本来の自分に戻る人を増やしたい」
これが生きる目的です。
この目的に沿って、一歩ずつ進んでいるなら、
たとえ成長がゆっくりでも、それでいい。
遅くてもいい。
退場しなければ、負けではない。
生き残っていれば、必ず積み上がる。
思い返してみてください。
まったくの素人だった私が、
この世界で数年続けてこられている。
それだけでも、本当はすごいことです。
人はみんな、素人から始まる。
時間をかけて、少しずつうまくなっていく。
植物と同じです。
竹みたいに一気に伸びる人もいれば、
大樹みたいにゆっくり太くなる人もいる。
どちらが正しい、なんてありません。
他人の評価から自由になる。
これは
「わがままに生きる」という意味ではなくて
「自分の人生のハンドルを、自分で握る」
ということ。
私はそう解釈しています。
今日もコツコツ、目の前の一人に向き合う。
その積み重ねが、
きっと未来につながる。
そう信じて、前に進みます。
焦らず、比べず、自分のペースで。
それが、私なりの
「嫌われる勇気」なのかもしれません。
