私は広島市で生まれ、現在は呉市焼山に暮らしています。
53歳までの34年間、会社員として真面目に働き続けてきました。
「これが人生だ」と信じて疑わなかったのです。
しかし、ある頃から心と身体に違和感が芽生えはじめました。
「これは本当に自分のやりたいことなのか?」
「人生の幸せとは何なのか?」
そんな問いが日ごとに大きくなっていきました。
やがて通勤中にパニック症状が出ることもあり、心身の限界を感じました。
けれども、それが直接の退職理由ではありません。
「このままの人生で終わってしまってよいのか?」
「後悔のない生き方を、今からでも選びたい」
その思いに突き動かされ、私は自らの意志で会社を退職しました。
その後、自律神経を整える整体と出会い、自分自身が救われた体験からこの道に進むことを決めました。整体を学び、「人の可能性に光を当て、その人が本来の力を取り戻す瞬間に立ち会う」ことを自らの使命として、心整体 いきいき堂を開業しました。おかげさまで今年で5年目を迎えます。
私の哲学
私は、「身体と心はつながっており、不調はサインである」と考えています。
痛みや不調は、ただ取り除くべき敵ではなく、その人の心と身体が発している大切なメッセージです。
施術への想い
私が整体を続けている理由は、お客様の表情が変わる瞬間に出会えるからです。
驚き、ほっと安心し、喜びの笑顔に変わっていく——その瞬間こそが、私にとっての何よりの報酬です。
強く押したり、無理に伸ばしたり、ボキボキ鳴らすような施術は行いません。
身体と対話しながら、神経と筋肉の働きを整え、緩急自在に動ける身体を取り戻すサポートをしています。
私の理念
私の整体の目的は、不調を改善することだけではありません。
「人が自分らしく安心して生きられる社会をつくること」が私の理念です。
そのために、まずは目の前の一人を大切にし、その人が再び自分の人生を歩んでいけるよう寄り添う存在でありたいと思っています。
私は灯台のように、迷いや不調の中にある人に光を示し、その人が本来の自分を取り戻す道を照らすことを目指しています。
座右の銘
私が目指す姿を表す言葉があります。
それは、「一灯照隅 万灯照国」(いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく)。
自分のいる場所を照らす小さな一灯が集まれば、やがて社会全体を照らす大きな光になる。
この精神を胸に、私はこれからも整体師として、光を灯し続けていきます。
