“思い込み”が人生を縛っていた話|セッションで気づいた大切なこと

昨日、50代の女性とセッションした際に、
改めて「思い込みの力」に気づかされる出来事がありました。
ファシリテーターである私自身もそうですが、
人は多くの「思い込み」によって日々の行動や感情を縛られています。
それは時に、不安・恐怖・怒りの感情につながります。
◆小学生時代の体験がつくった“思い込み”
その方は、小学生の時
給食を残すことを許されない担任の先生に当たり、
食べ終えるまで机を下げてもらえなかった経験がありました。
そのとき身についた思い込みは…
- 嫌なことでも我慢してやらなければいけない
- 残す私はダメな子
- 先生や大人に逆らってはいけない
これは「事実」ではなく、
幼少期に身につけた“思い込み”です。
しかし、権威ある大人から繰り返し言われることで、
その思い込みは“真実”になり、
大人になっても影響し続けることがあります。
結果として、
自分の気持ちを後回しにするクセがつき、
我慢や罪悪感を抱えやすくなるのです。
◆私自身の「思い込み」
私も整体を学び始めた頃、
サラリーマンをしながら商売の経験もない中で
こんな思い込みに縛られていました。
- 商売は人通りの多い場所でしかできない
- 素人の自分を頼る人はいない
- お金がないと店は持てない
- 月収が安定しないとすぐに失敗する
でも実際は、
そのどれも“事実ではなかった”のです。
今私は
大通りではない場所でもお客様に来ていただき、
お店は運営できています。
思い込みは“真実のように”見えるだけで、
現実とは限りません。
◆気づきが自由を生む
セッションの終盤、
彼女はふと、
「なんだ、思い込んでいただけだったんですね」
とおっしゃいました。
そこから
「これも思い込みだ」
「これも…!」
と、どんどん気づきが増えていきました。
毎日抱えていた不安の多くが
「ただ思い込んでいただけ」
だとしたら…
それは大きな一歩です。
気づきが、
心をゆるめ、
行動を自由にしてくれます。
あなたにも、
思い込みに縛られている部分が
あるかもしれません。
一緒にほどいていきましょう。
