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薬が効きにくい人に共通する身体サイン ― 不調が戻りやすい理由は「身体の状態」にある ―

薬を飲んでいるのに、
思ったほど楽にならない。

一時的にはよくなった気がするけれど、
根本的に変わった感じがしない。

そんな声を、
私は臨床の中で何度も耳にしてきました。

今日は、
薬が効きにくい人に共通して見られる「身体のサイン」
についてお話しします。


はじめにお伝えしたいこと

最初に、
とても大切な前提をお伝えします。

薬が効きにくいのは、

・あなたの努力不足
・薬の選択ミス
・重症だから

ではありません。

多くの場合、

身体と脳が、まだ「安心できる状態」に入れていない
だけなのです。


目次

薬が効きにくい人に共通する身体サイン

以下は、
実際の施術や対話の中で
よく見られるポイントです。

すべて当てはまる必要はありません。
「いくつか思い当たる」だけでも、
十分に意味があります。


① 呼吸が浅く、「吐けていない」

・胸だけで呼吸している
・息を吸うのはできるが、吐くのが短い
・ため息が出にくい
・呼吸を意識すると苦しくなる

これは、

身体が常に緊張モードにあるサインです。

回復に関わる神経は、
「しっかり吐ける呼吸」が前提になります。


② 首・後頭部・あごが固まっている

・首を後ろに倒しにくい
・後頭部が板のように硬い
・無意識に歯を食いしばっている
・あごに力が入っている

この部分は、
自律神経と深く関わる場所です。

ここが固いままだと、
脳は「まだ警戒を解かなくていい」と判断します。


③ 肩が常に上がっている

・気づくと肩がすくんでいる
・「力を抜いて」と言われても抜けない
・肩を触られると違和感が強い

これは、

安心していない身体
の典型的なサインです。

思考では「大丈夫」と思っていても、
身体はそう感じていないことがあります。


④ お腹が動かず、緊張している

・腹式呼吸ができない
・お腹が硬い、冷たい
・触られると嫌な感じがする

回復に関わる神経物質の多くは、
腸と深く関係しています。

お腹が固まっている状態では、
回復のスイッチが入りにくくなります。


⑤ 足裏の接地感が弱い

・立っていてもフワフワする
・地面に立っている感じが薄い
・体重が前に乗らない

これは、

身体が「逃げ姿勢」のまま
であることを示します。

安心して立てていない身体では、
回復モードには入りません。


⑥ 眠っても回復感がない

・寝ているのに疲れが取れない
・朝から身体が重い
・夢が多く、眠りが浅い

眠れていても、
身体が休めていないケースは多くあります。


⑦ 「力を抜く」という感覚がわからない

・脱力がよく分からない
・常にどこかに力が入っている
・緊張している自覚がない

これは、

緊張が「通常状態」になってしまっている身体
です。

この状態では、
薬の効果が定着しにくくなります。


なぜ、これらがあると薬が効きにくいのか

理由はとてもシンプルです。

薬は、
反応を一時的に抑えることはできます。

しかし、

身体が「まだ危険だ」と判断している限り、
脳は警戒を解きません。

その結果、

・一時的には楽
・でも戻りやすい

という状態が起きます。


身体が変わると、薬の役割も変わる

身体が少しずつゆるみ、

・呼吸が吐ける
・力が抜ける
・安心できる時間が増える

こうした変化が起こると、

薬が担っていた役割は、
自然と小さくなっていきます。

これは、
無理にやめることとは違います。

身体が「もう大丈夫」と感じられる範囲が広がる
ということです。


最後に

薬が効きにくいのは、
あなたのせいではありません。

それは、

これまで頑張り続けてきた身体が、
まだ緊張を解けていないだけ

かもしれません。

次回は、

覚醒を「解除できる身体」をどう取り戻していくのか
という回復の話に進みます。

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