柿は木の上で熟す。人は心で熟す。

今日は、道心寺の若和尚から柿をいただきました。
お寺の敷地にある大きな柿の木から採れたものだそうです。
見た目は少し不ぞろいですが、どれもよく熟していて、自然の力を感じました。

柿を眺めながら、ふと思ったんです。
「柿は木の上で熟すけれど、人は心で熟す」のだな、と。

焦っても、比べても、すぐに甘くはならない。
けれど、風に吹かれ、雨に打たれ、太陽に照らされながら、
静かに少しずつ、内側から色づいていく。
その過程があるからこそ、深みのある甘さになるのだと思います。

身体や心の回復も、まったく同じです。
「早く良くなりたい」と思う気持ちは自然なことですが、
焦りが強いほど、身体は力み、心は硬くなります。
大切なのは、“いま”という季節を味わいながら、
自然のリズムの中で整っていくこと。

昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるのも、
自然の恵みが人を癒すという、古人の知恵ですね。
本来、人の身体にも同じ力があります。
それは、“整う力” です。

今日いただいた柿を見ながら、
「人も焦らずに、自分のペースで熟していけばいい」
そんなふうに感じました。


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