思考×身体の回復メソッドの原点|自分で自分を癒す力を取り戻す

私が行っている「思考×身体の回復メソッド」には、もとになっている考えがあります。
それは、梯谷幸司さん、そして梯谷さんから学ばれた坂庭さんの教えです。
お二人が共通して伝えているのは、「人は自分の内側を癒す力をもともと持っている」ということ。
その力を思い出すことが、回復の核心だと感じています。
■ 人生を変える、たったひとつの方法
坂庭さんはこう言います。
「自分で自分を癒し、自分で自分を内側から満たすこと。これしかありません。」
どんなに立派な方法論やテンプレートを探しても、
“自分以外の誰か”が代わりに癒してくれることはありません。
たとえ一時的に楽になっても、それは本当の意味での回復ではないのです。
私自身も整体や対話を通じて、
「癒しとは、他者から与えられるものではなく、
自分の内側から湧き上がる“気づき”のプロセスだ」と実感しています。
■ 脳の使い方を変える5つの方法
では、どうすれば「自分で自分を癒す」ことができるのでしょうか。
坂庭さんは、その鍵を「脳の使い方」に見いだしています。
- 苦痛系をやめて、報酬系回路で考える
自分を責める思考や不安に意識を向けると、脳は“危険信号”を出し続けます。
反対に、「できた」「ありがたい」「うれしい」に意識を向けると、脳は“安全”を感じます。 - 「ない」ではなく「ある」に意識を向ける
欠けているものではなく、すでにある恵みを見る。
視点を変えるだけで、世界はまるで違って見えます。 - 前提を差し替える
「私はダメだ」という前提で生きれば、すべてがその証拠になります。
「私は大丈夫」という前提に変えるだけで、脳の検索結果が変わるのです。 - 深掘りし、思い込みに気づく
なぜそう感じるのかを問いかけてみる。
“思い込み”に気づいた瞬間、脳はそのプログラムを書き換え始めます。 - 抽象度を上げる
「なぜこの出来事が起こっているのか?」を少し高い視点から見てみる。
自分の人生をより大きな流れの中で捉えると、苦しみの意味が変わります。
この5つを、日常の中で繰り返し、継続していく。
それが「内側から満たされる生き方」への道です。
■ 思考が変われば、身体も変わる
心と身体はつながっています。
思考が変わると、脳の緊張指令が緩み、身体の力も抜けていきます。
逆に、身体がゆるむことで、思考も穏やかになります。
「思考×身体の回復メソッド」は、
この“相互作用”を活かし、対話と施術の両面から回復を促すプログラムです。
■ まとめ
自分の中にある痛みや欠乏感を“外”に求めず、
“内側”で見つめ、癒していく。
その力は、誰の中にも必ず眠っています。
もし早くこの考えを深く知りたい方は、
坂庭さんの著書『The Sign』を手に取ってみてください。
あなたの中の“本当の回復”のスイッチが、きっと見つかるはずです。
