四十肩の奥に隠れていた“心の緊張”|身体は過去のストレスを覚えている

四十肩・五十肩でお悩みの方は多いと思います。
昨日セッションした40代の女性も、その一人でした。

来院当初は、夜も眠れないほどの痛み。
服を着替える動作さえもつらそうでした。
それでも少しずつ回復し、今では日常生活に大きな支障はないほどに改善されています。

とはいえ、しぶといのが四十肩です。
腕の位置によってはまだつっぱりを感じるとのこと。

■ 明朗で頭の回転も速い女性

彼女はとても明るく、話していて楽しい方です。
そして何より、思考が明晰。
「脳の使い方」や「思考のクセ」が身体に影響するという話にも、
深く興味を持って聞いてくださいました。

一見すると、精神的ストレスとは無縁のように思えるタイプ。
けれど、四十肩が起きたということは、
身体のどこかで“無理”が続いていたということでもあります。

■ 5年前の出来事

お話を伺う中で、5年前にご主人が大病を患われたことを知りました。
生死をさまようほどの病だったそうです。
そのとき彼女は、もしも自分一人で子供を育てることになったら——
と、深い不安に覆われたといいます。

そのストレスの大きさは、想像を超えるものでしょう。
おそらく、身体も心も張りつめ、長い間その緊張が続いたのだと思います。

■ 身体は“心の記憶”を忘れない

ストレスによる過緊張は、すぐには消えません。
たとえ今は落ち着いていても、身体はその記憶を残しています。
それが、時間を経て“四十肩”という形で現れることもあるのです。

病院で「異常なし」と言われても不調が続く。
そんなときは、身体の奥にある“過去の緊張”が関係していることもあります。

■ 最後に

外的なストレスだけでなく、
自分の“思考のクセ”が身体の緊張を強めてしまうこともあります。

「どうしよう」「失敗したらどうしよう」
そんな思考が脳を緊張させ、身体に負荷を与えていく。

身体の痛みを通して、心が発しているサインに気づくこと。
それが、根本改善の第一歩です。

私は、そうしたサインを一緒に読み解き、
寄り添いながら回復への道を歩んでいきたいと思っています。


心整体 いきいき堂では、「心と身体のこと」、「楽しむこと」、「日々のこと」、「私の想うこと」など、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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