【呉市 整体】70代男性が玄関先で転倒|太ももに力が入らない症状から考えられること

玄関先での出来事と病院受診をお勧めした理由

昨日、当院で少し驚く出来事がありました。
いつも定期的に通ってくださっている70代の男性のお客様が、玄関先で転倒されたのです。私は店内にいたのですが、大きな物音がしたため慌てて外に出ると、その方が地面に倒れていらっしゃいました。

お声をかけるとすぐに返事が返ってきたので、まずは意識がはっきりしていることに安心しました。ただ、起きあがろうとしても「太ももに力が入らない」とおっしゃり、立ち上がることができませんでした。私は脇を抱え、何とか補助して室内へ。大柄な方でしたので重く、大変な作業でした。

外は真夏日のような暑さ。汗びっしょりになられ、転倒の際に肘を強打されて少し出血も見られました。すぐに応急処置を施し、冷たい麦茶をお出しして落ち着いていただきました。


お客様のこれまでのご経歴

この方が当院に通ってくださるようになったのは、今から約4年前のこと。
脊柱管狭窄症の手術を2度受けられたあと、両足のしびれや強い痛みで眠れないという症状に悩まされておられました。以来、月1回のペースで施術を続けていますが、しびれは完全には取れず、施術で少し軽減した状態を維持してこられました。

また、過去には脳梗塞(幸い後遺症はなし)や糖尿病の治療、前立腺ガンの手術など、さまざまなご病歴をお持ちの方です。


今回の転倒について

転倒の原因をうかがうと「ちょっとした段差を登ろうとしたら太ももに力が入らず、バランスを崩した」とのこと。室内に入ってからも、椅子に腰を下ろすときに支えが効かず、ドスンと座り込むような状態でした。

特にここ数日で急に力が入らなくなってきたそうで、ご本人は「老化が止まらんね」と笑っておられましたが、実際の様子を拝見すると笑いごとではなく、太ももや膝がガクガクと震えるのがはっきり確認できました。


医学的な対応が必要と判断

整体にはできること・できないことがあります。今回のように急激に筋力低下が進む場合、

  • 脳梗塞など脳の異常
  • 腰部神経の急な障害

といった可能性が否定できません。これは私の範囲を超える「医学の領域」です。

そのため、すぐに脳神経外科や整形外科の受診を強くお勧めしました。ご本人も納得され、本日病院を受診されるとのことです。


まとめ

日々の施術では、身体の回復をお手伝いできます。ですが「急な筋力低下」「急に歩けなくなる」などの変化は、まず医学的な検査が必要です。

何事もなければ良いのですが、万一のリスクを考えると、早めに専門医に相談することが大切だとあらためて感じました。

どうか今回のお客様の検査結果が問題なく、安心できるものであることを祈っています。


心整体 いきいき堂では、心と身体のこと、楽しむこと、日々のこと、私の想うことなど、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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