来院する前の症状を教えてください
ずっと仕事を続けていく中で、40歳を過ぎたころから、腰痛、肩こり、股関節痛、便秘など、いろいろなところに不調が起こり始め、強いストレスがかかった時に突発性難聴になりました。 忙しい時で仕事を休めず、十分な休養も取れないまま、何度も同じような症状を繰り返すようになりました。 昨年、とうとう「メニエル」の診断がつき、めまいが繰り返し起こり、耳鳴り、難聴がどんどんひどくなっていきました。 聞こえないことで、仕事や生活に困難が起こり、耳鼻科での治療に加え、整体やマッサージなどいろいろ渡り歩き、「心整体 いきいき堂」様に流れ着きました。
来院されてから変化がありましたか?
1回目の治療の後、ひどく眠くなり、とにかく寝ました。考えてみれば、そのころは寝つきが悪く、寝てもすぐに目が覚めてしっかり寝れていませんでした。でも、それは歳のせいか、とか、暑いから、とか寒いから、とかあまり気にしていませんでした。治療後、しっかり眠れた朝、いつも通りに体重計に乗ると、聞こえたのです。体重計が「ピッ」となる音。ずっと聞こえていなかった音が聞こえたのです。
最も改善した点は何ですか?
その後、しばらくして音がまた聞こえなくなり、現在もその体重計の音は聞こえませんが、何よりよく眠れるようになったことです。そのせいか、めまいが起こらなくなってきていることにも驚いています。耳鼻科で出してもらっていためまい止めの薬も、本当に必要な薬か医師と相談してみて、とアドバイスをいただき、今は薬も飲んでいないのにめまいは起こっていません。
他の人にオススメするとしたら
難聴を何とかしてほしいと思って伺いましたが、難聴がどうして起こっているか、全身を診てアドバイスをしていただけました。
肩こりも美容院やエステなどで「ひどいですね。」と言われ、マッサージしてもらって楽になるけど、すぐにまた凝ることの繰り返しで、「私って肩凝るのよね。」とあきらめていました。こちらでは背骨の上に重い頭がちゃんと乗ると肩や首の負担がかからないと教えていただき、姿勢を良くする大切さがよくわかりました。子どもの頃から「姿勢を良くしなさい。」と言われ、そうするのが良いとは思っていても、理由まではよく考えたことはありませんでした。
しっかり眠って姿勢を良くして、もう少し治療を継続していただいて、そうしているうちに難聴も少し楽になればいいなと思っています。
私のコメント
お客様の声に寄稿いただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
当院に初めて来られたときにお聞きした症状は次のとおりでした。
- 頭痛がする
- 眼が疲れる
- 顎関節が痛い
- 耳鳴りがする
- 突発性難聴
- めまいがする、ふらつく
- 首がこる
- 肩がこる
- 背中が痛い、こる
- 腰が重い、だるい
- 股関節が痛い
- 眠れない、熟睡できない
- すぐに目が醒める
- 便秘気味
- 寝ても疲れがとれない
- 朝、スッキリ起きれない
- 手足が冷える
上記のような症状を抱えながら、家庭と仕事の両立でとても頑張っておられました。仕事において強いストレスを受けておられたようで、かなり辛い状態であったとおっしゃっていました。主に頭部周辺の症状(頭痛、顎痛、耳なり、難聴)が出ていたので、耳鼻科に行かれたり、他の整体やマッサージにも行かれ、薬の服用もされていました。
当院では身体の過緊張、すなわち筋肉の過緊張をゆるめる施術を施しました。そうすると頭痛、めまいや睡眠の改善がみられました。一番気になっていた突発性難聴ですが、1回目の施術後の翌朝に音が聞こえるようになったのですが、2日目にはまた聞こえずらい状態に戻りました。
難聴以外は改善していきはじめたところですが、そんな中、気になる点がありました。以前に股関節の手術を受けたことがあるそうです。股関節は下半身のため、頭部とは関係のないように思えてしまいますが、全身は筋組織で繋がっています。手術痕は、より筋肉が硬くなる傾向にあります。傷を守る本能として仕方ないのですが、そこに対して他の筋組織が引っ張られてしまうという現象が起こってしまいます。さきほども言いましたように全身は筋組織で繋がっているからです。
手術痕から周辺部をゆるめていくのはなかなか難しいですが、時間をかけていけばゆるんでくるのではないかと思っています。焦らずじっくりと取り組んでいただきたいと思っています。諦めなければ、私も諦めずに伴走いたしますので、共に頑張っていきましょう!