徹底的にポジティブ思考で生きてみると、何が起こるのか

「徹底的にポジティブ思考でやってみよう。」
最近、そんなふうに思うようになりました。
自分で言うのもなんですが、私はもともとポジティブなほうだと思っています。
少なくとも、昔の自分と比べれば、ずいぶん前向きになりました。
けれど、いろいろな書籍を読み進めるうちに、ふと気づいたのです。
「自分のポジティブ思考は、まだまだ甘いのではないか」と。
気づけば、不満や不安、イライラ、怒り、プライド…。
そういった感情を、日常の中でしょっちゅう感じている自分がいます。
私が思う「徹底的にポジティブな人」
私が思い浮かべたのは、先日亡くなられた 長嶋茂雄さん です。
亡くなられた後、息子の長嶋一茂さんがテレビで
「父はとにかくポジティブだった」と話していました。
・悪口を言わない
・愚痴を言わない
・「疲れた」とも言わない
私も、長嶋さんが悪態をついている姿を、テレビで見た記憶がありません。
インタビューでは、いつも笑顔だった印象があります。
怒っている姿を見たのは、巨人軍の監督時代に
審判へ抗議しているときくらいではないでしょうか。
あの徹底ぶり。
正直に言って、
私はまだ、そこまで到達していない。
だからこそ、
「この年齢になった今、一度くらい本気でやってみてもいいんじゃないか」
そう思うようになったのです。
書籍から学んだ「徹底的ポジティブ思考」の実践法
先日読んだ本に、具体的な方法が書かれていました。
それが、次の3つです。
① いい言霊を持った「言葉」を使う
- うれしい
- 楽しい
- 感謝しています
- ありがとう
- 許します
こうした言葉を、意識して使う。
反対に、
- 不平不満
- 愚痴
- 泣き言
- 悪口
- 文句
- 怒り
こうした言葉は、できるだけ使わない。
言葉には「言霊」があり、
使った言葉どおりの現実を引き寄せる と書かれていました。
② 感謝する
日々、あらゆることに感謝する。
感謝できるような状況でなくても、
無理にでも感謝の気持ちを持つことが大切 と本にはありました。
感謝することで、
- 願いが叶いやすくなる
- 奇跡が起こりやすくなる
とも書かれていました。
そこで私は、
寝る前に「感謝ノート」をつけることにしました。
1日10個ほど書きます。
最初は10個出すのに時間がかかりましたが、
今ではスラスラ書けます。
例えば、
- 雨をしのげる家に住まわせてもらっている
- 今日もスタバでコーヒーが買えた
そんな小さなことで十分です。
③ 人の幸せを願う(親切にする・笑顔であいさつする)
本にはこう書かれていました。
「自分が発した思いと同じものが返ってくる」
だから、人の幸せを願えば、
自分にも幸せが返ってくる。
今では、朝の散歩のときに、
すれ違う人や犬仲間に、心の中で幸せを願うようにしています。
たとえ挨拶を無視されたとしても、
通り過ぎたあとで、そっと願います。
何が起こるかは、正直わかりません
この3つを、
徹底して、毎日やる と決めました。
これをやったからといって、
何が起こるのかは、正直わかりません。
もしかしたら、何も起こらないかもしれません。
でも今回は、
信じて疑わず、やってみよう と決意しました。
もし、何か変化があれば、
またここで報告したいと思います。
いつになるかは、わかりませんが。
さいごに
私が日々の施術や対話の中で感じているのは、
思考と言葉が、身体に与える影響の大きさです。
ポジティブ思考は、
単なる気休めではなく、
生き方そのものを整える「実験」なのかもしれません。
この実験、しばらく続けてみます。
