【第2弾】「事実」と「思い込み」が分かると身体は自然にゆるむ|慢性不調の原因は“脳の反応パターン”

【第2弾】「事実」と「思い込み」が分かると、身体は自然にゆるむ
──慢性不調を生む“脳の反応パターン”の正体
慢性的な不調に悩む方と接していると、
「身体の緊張」が続く背景には、
必ず“脳の反応”があるということを実感します。
その脳の反応をつくっているのが、
今日お伝えする 「事実」と「思い込み」 の仕分けです。
この仕分けができるようになると、
身体の緊張が自然にゆるんでいきます。
■ 「事実」と「思い込み」はまったく別のもの
例えば幼い頃、
「給食を残したら叱られる先生」がいたとします。
事実:給食を残した → 叱られた
思い込み:残す私はダメな子
嫌なことでも我慢しないといけない
大人に逆らってはいけない
この “思い込み” が、
大人になっても脳の深いところで働き続けます。
そして脳はこう判断します。
「我慢しなきゃ → 緊張する → 身体は硬くなる → 呼吸が浅くなる」
これが慢性的な不調につながる“脳の反応パターン”です。
■ 思い込みに気づくと、身体がゆるむ理由
私たちは不調のとき、
つい“身体だけ”を整えようとします。
しかし本当は、
「緊張を生んだ前提」に気づくことこそが、
身体をゆるめる一番の近道なのです。
思い込みに気づくと、脳はこう判断します。
「あれ?もう危険じゃないのかもしれない」
すると、筋肉は自然にゆるみ、
呼吸が深くなり、
不安や焦りも少しずつ減っていきます。
■ 10WSの最初の3週間で行うこと
10週間セッションでは、
最初の3週間を “整理の期間” としています。
● Week1
「事実と思い込み」を紙に書き出し、丁寧に仕分ける。
● Week2
脳がどんな反応パターンを持っているか理解する。
● Week3
自分を苦しめていた前提・思い込みに気づき始める。
この「気づき」が、
後半の大きな変化に繋がっていきます。
■ ほとんどの人が握っている“共通の思い込み”
私がこれまでサポートしてきた中で、
特に多かった思い込みは以下のものです。
・迷惑をかけてはいけない
・我慢しなければいけない
・優しくしなければ愛されない
・嫌われてはいけない
・ちゃんとしない私はダメ
これらは、知らず知らずのうちに
身体を緊張させ、
心を疲れさせます。
そして…
その思い込みに気づけた瞬間、
多くの方が涙を流されます。
「あぁ…ずっと無理をしていたんだな」と。
■ 事実と思い込みを分けられる人は、強い
これは大げさではなく、
人生そのものが変わるスキルです。
・心が軽くなる
・身体の緊張がゆるむ
・判断がブレなくなる
・人間関係がラクになる
・自己価値が戻ってくる
脳は「安心」を学び直し、
本来の自分に戻り始めます。
■ 次回は「脳の反応パターン」を深掘りします
次回の第3弾では、
脳がなぜ勝手に緊張してしまうのか?
という、誰も教えてくれないテーマを扱います。
「緊張しやすい・不安になりやすい」に
確かな理由があります。
ぜひ楽しみにしていてください。
