心と身体を整える10週間セッションとは?──思考のクセと身体の緊張をほどく「本来の自分に還るプロセス」

【第1弾】心と身体を整える10週間セッションとは?
──身体の緊張と“思考のクセ”をほどき、本来の自分に還るプロセス
私はこれまで、5年半にわたり多くの慢性不調の方をサポートしてきました。
頭痛・めまい・動悸・倦怠感、不眠、不安、パニック——。
病院で検査をしても「異常なし」と言われ、どうしていいかわからず来院される方がほとんどです。
整体を受けると一度は身体が楽になる。
それでも数ヶ月、数年でつらさが戻ってしまう方が少なくありません。
なぜなのか?
その問いと向き合い続ける中で、
私は一つの“確かな共通点”に気づくようになりました。
■ 身体の不調の裏側には、必ず「脳(思考)のクセ」がある
私は「心=脳」という前提を大切にしています。
心という臓器は存在せず、
感情・不安・焦り・緊張のすべては“脳の働き”によって生まれます。
脳が不安を感じているとき、身体は必ず緊張します。
そして身体が緊張していると、脳は「危険だ」と判断してさらに不安を強めます。
この 脳と身体の悪循環 が、慢性的な不調を長引かせる大きな要因です。
整体で体を整えても、
脳が緊張のパターンを持ったままだと再発してしまう。
逆に、脳のクセを整えても、
身体がガチガチだと脳は安心できない。
この両方を同時に扱う必要があるのです。
■ だからこそ「10週間」という時間が必要になる
脳の反応パターンは、
1日や1回の施術で変えられるものではありません。
・自分の思考のクセに気づく
・事実と思い込みを分ける
・脳の反応を理解する
・身体の緊張が自然にゆるむ
・本来の自分の声が聞こえる
・生き方の軸が整う
これらは段階的に進むプロセスで、
安心が積み重なるほど、身体も心も自然に整っていくのです。
10週間という期間は、
脳と身体が“元の健康な回路”を取り戻すための
ひとつの目安となる時間でもあります。
■ 10週間セッションの3つの柱
10週間セッションが大切にしているのは、以下の3つです。
① 思考のクセを可視化する(事実と思い込みの整理)
多くの方は、無意識にこんな“前提”を握っています。
・迷惑をかけてはいけない
・我慢しなければ生きていけない
・嫌われてはいけない
・強くあらねばならない
・ちゃんとしていない私はダメ
これが、身体の緊張や不安を生み出す土台になっています。
まずはここを丁寧にほどいていきます。
② 身体の緊張をゆるめる(対面の場合)
対面セッションでは、自律神経無痛療法を用いて
“脱力を思い出せる身体”へ導きます。
身体の緊張がゆるむと、
脳は「もう安全だ」と学習し始めます。
③ 本来の自分の声に気づく
Weekが進むにつれ、多くの方が静かにこう感じ始めます。
「あれ、私って本当はこんなことしたかったんだ」
「ずっと無理をして生きてきたんだな」
「これは私の価値観じゃなかった」
ここに気づくと、生き方そのものが変わり始めます。
■ 10週間のざっくりした流れ
● Week1〜3:整理(思考のクセ・事実と思い込み)
● Week4〜6:変化(身体のゆるみ・本音が聴こえてくる)
● Week7〜10:再構築(生き方・選択の軸を整える)
段階が進むにつれて、
“本来の自分” に戻っていく感覚が自然に生まれてきます。
■ 多くの方に起こる変化
・肩や首の力が自然に抜ける
・理由のない不安が減る
・呼吸が深くなる
・行動が軽くなる
・思考の堂々巡りが止まる
・生き方の優先順位が変わる
・「自分に戻った」感覚が出てくる
整体だけでも、カウンセリングだけでも届かなかった変化——
それが“心=脳 × 身体”の両輪で整えることで起こります。
■ 最後に
あなたは、本来、
生きているだけで価値のある存在 です。
10週間セッションは、
その価値を「頭で理解する」のではなく、
「身体と脳で思い出していく」プロセスです。
次回の第2弾では、
多くの方が最初にハッとされる
「事実と思い込み」の整理 について詳しくお伝えします。
どうぞ楽しみにしていてください。
