【心=脳】あなたの不調は「脳の使い方」によって変わります|10Wセッション第1話より

私たちは日ごろ、「心が疲れた」「心が弱い」「心を強くしたい」——
そんな表現をよく使います。
しかし、医学的にも生物学的にも “心”という臓器は存在しません。
「心が感じている」と思っているすべては 脳の働きによって生み出されている反応 です。
たとえば、
- 朝起きた瞬間に「はぁ…」と力が抜ける
- 頭痛・めまい・息苦しさがときどき襲ってくる
- 緊張しやすい
- 些細なことでイライラする
- 身体がずっとどこかが張っている
これらは単なる“体調不良”ではなく、
脳がどう受け取り、どう解釈し、どう反応しているかの結果として身体に現れるサインです。
「心=脳」という前提に変えると、世界が変わる
もしあなたがこれまで、
- 自分の性格の問題
- 気持ちの弱さ
- メンタルの不調
- 生まれつきのもの
こう思っていたのなら、その必要はありません。
脳は “入ってくる情報をどう受け取るか” によって反応を変え、
その反応が自律神経に伝わり、
結果として 筋肉の緊張・呼吸の浅さ・血流の低下・倦怠感 として身体に現れます。
つまり、
脳の使い方が変われば、身体の反応も変わる のです。
10W(10週間セッション)では、まず「脳の使い方」を整える
10週間セッションの第1話(初回)では、
まずクライアントさんに 「心=脳」という土台の理解 をしていただきます。
これは単なる知識ではありません。
この前提を理解してもらうことで、
- これまでの不調の捉え方
- 自分の反応の意味
- 思考のクセ
- 身体が緊張する理由
これらすべてが線でつながりはじめます。
初回の段階で多くの人が
「自分のせいじゃなかったんだ」
「身体が悪いんじゃなくて、脳がずっと緊張モードだったんだ」
と深い安心感を得てくださいます。
身体の緊張は、脳の反応の“結果”として起きている
たとえば、
脳が「これは危険だ」と判断すると、
身体は自動的に緊張して筋肉が固まり、呼吸が浅くなります。
これは身体が悪いのではなく、
脳があなたを守ろうとしているだけ です。
だからこそ、
脳の反応が変われば、身体は自然とゆるみ始めます。
10Wセッションは「心の問題」を扱うのではなく、
脳の使い方を整え、身体の緊張を解き、生き方そのものを整えるプログラム です。
今日のまとめ
- 心という臓器は存在しない
- 感じているものはすべて脳の反応
- 不調は脳の反応パターンがつくっている
- 脳の使い方が整えば、身体は自然にゆるむ
- 10Wセッションの初回ではここをまず深く理解していただく
あなたの不調は、あなたのせいではありません。
脳が“そう反応するクセ”を持っているだけです。
そのクセが変われば、生き方は大きく変わり始めます。
