10年ぶりの連絡が教えてくれたこと

34年間のサラリーマン生活の中で、私は後半の4〜5年を兵庫県西宮市で過ごしました。
単身赴任でコールセンターの責任者を任され、60〜70人、多い時には100人を超えるスタッフの職場をまとめる日々でした。

人が多ければ、その分だけ想いも考え方も違います。
時には意見の衝突や、厳しい判断を迫られることもありました。
私自身も、人情と組織の間で揺れながら決断を下したことを、今も覚えています。

そんな中のひとり、当時やむを得ず退職してもらった方から、先日10年ぶりに突然メッセージをいただきました。

「岩野さんにお世話になった頃から様々な経験を重ね、この年齢で不動産・リゾート開発コンサル事業の正社員登用が決まりました。
当時は後味の悪い終わり方をしてしまったので、お詫びを兼ねてご報告させていただきました。
岩野さんのご発展もお祈りしています。」

突然の連絡に驚きつつも、胸の奥が温かくなるのを感じました。
正直なところ、当時の私は組織のためとはいえ、彼にとって辛い判断を下したと思います。
それでも、こうして「ご報告とお礼」の言葉をもらえたことは、本当に嬉しい出来事でした。

私は常に「想いを持って接すること」を心がけてきました。
たとえその時に伝わらなくても、いつかきっと届くと信じていました。
今回の出来事は、その信念が形になったように感じます。

「終わりよければすべてよし」
彼の新たな門出を、心から応援したいと思います。

今日は「脳の使い方」や「思考の話」ではありませんが、
少し心が温まる出来事として、ここに書き留めておきます。


心整体 いきいき堂では、「心と身体のこと」、「楽しむこと」、「日々のこと」、「私の想うこと」など、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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