思考のクセを見直して気づいたこと。手放すことで生まれた「軽やかさ」

私は今、自分の「思考のクセ」を見直しています。
そのきっかけは、いつも自分の意識レベルが「フォースの領域(プライド・怒り・恐怖など)」にあると気づいたことでした。

自分をよく観察してみると、他人への反応や感情の奥に、こうしたエネルギーが常に流れているのを感じます。
そこで私は、自分に問いかけることにしました。
「なぜ、こんな感情を抱くのか?」
「いつから、誰の影響を受けたのか?」
「なぜそう思うのか?」
たどっていくうちに、小学生や中学生の頃から母親や友人などの影響を受けていたことに気づきました。
正確な記憶ではなくても構いません。大体でいいのです。
大切なのは、“思い込み・信じ込み”に気づくことです。
それが「事実ではない」とわかったら、心の中で「もうその思い込みはやめます」と言います。
手放すのです。
もちろん、感情はまた湧いてきます。
でも、そのたびに何度も何度も自分に問いかけて、手放していく。
この地味な作業を繰り返すことで、少しずつ感情の質が変わっていきました。
今では、以前のような怒りや恐怖が出ることはまれになり、
代わりに「許し」「理解」「楽天的」といった感情が増えています。
もう一つ、実践していることがあります。
それは、出会う人すべてに“願う”ことです。
「今日1日、この人にいいことが起こりますように」と、心の中でそっとつぶやくのです。
そのとき、不思議と空に波紋のように広がっていく感覚があります。
まるで天とつながるような、温かい波です。
そんなバカな…と思われるかもしれません。
でも、騙されたと思ってやってみてください。
私は、自分のエネルギーが“奪われる側”から“与える側”に変わっていくのを実感しています。
これは誰かが代わりにやってくれるものではありません。
自分で感じ、実践していくしかない。
私もまだ道半ばですが、確実に変化を感じています。
これからも続けていこうと思います。