ASDや引きこもりから見える、人の可能性の捉え方

整体院を営んでいると、心や体に不調を抱えて来られる方の背景に、発達特性や長い引きこもり経験があるケースに出会うことがあります。

その中には「人としての基礎が欠けているように感じる」「周りに追いつけない」とご本人が表現されることもあります。診断を受けることで「自分はそうだったのか」と安心する一方で、「だから自分にはできない」と自己限定してしまう姿勢に陥ることもあります。

しかし、大切なのは「できない理由」を探すことではなく、「できている事実」に目を向けることだと私は考えています。
例えば、ある人は学校や仕事に馴染めなくても、趣味やオンラインの世界では他者と関係を築くことができています。つまり、社会性がないのではなく「安心できる場でなら力を発揮できる」ということです。

特性は確かに存在します。それは否定するものではありません。
けれども、それが人生のすべてを決定するわけでもないはずです。人は誰しも「苦手」と「得意」を持ち合わせています。大切なのは、自分に合った環境や方法を見つけ、少しずつ「できる」を広げていくことです。

整体の現場でも同じです。
「痛みがあるから動けない」と感じていても、実際には“できている動き”が必ずあります。その部分を見つけ、活かすことで、体も心も前向きに変化していきます。

だからこそ私は、人と関わるときにも「できている事実」から可能性を見つけていくことが大切だと強く感じています。
“できない”にとらわれず、“できている”を育てていく。そこから一歩ずつ、新しい道が拓けていくのではないでしょうか。


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