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身体をゆるめることで心が変わる理由 〜 心理学的な視点から

緊張して身体が固まってしまうと、体が思うように動かないだけでなく、精神も思うようにコントロールできないというのは、多くの人が経験することです。一言で言えば、余裕がなくなると言えます。普段なら冷静に考えられることでも、目先のことしか考えられず、慌てて結論を出してしまうことがあります。ペーパーテストで普段なら簡単に解ける問題を間違ってしまうのも、このためです。

「息詰まる」という表現がありますが、これは緊張によって呼吸を司る筋肉が固まることで起こる現象です。しかし、重要な試合や試験、商談など特別な機会だけでなく、日常的にも身体が固まって精神に影響を与えることがあります。

身体のゆるみと精神の変化

確かに身体のあちこちの筋肉が固まっていても、健康診断では問題ないとされることが多いです。本人も、自分の身体に心を乱すような問題があるとは思わないでしょう。しかし、体操法やマッサージ(強い力でもみほぐしたり、強い圧力を加えるもの以外)、そして自律神経整体などで身体を丁寧にほぐしてゆるめていくと、身体だけでなく精神にも変化が見られます。

たとえば、同じ事実がより正確に見えるようになり、これまでこだわってきたことが全体から見ればたいした問題ではないと判断できるようになります。これは、精神の感情面だけでなく、感情と思考力の合成された判断力、さらには純粋な思考力の部分にまで影響を与えます。

ゆるみがもたらす実力発揮の場面

さらに、緊張して体が固まってしまう場面でも、リラックスして実力を発揮できるようになります。大いに集中しているけれど、笑顔がこぼれるような状態で、自分の課題を達成できるようになるのです。たとえ緊張して身体が固まっても、それを早期に感じ取り、体をゆるめることができます。

健康な体をさらにゆるめる意義

健康な体を前提にさらに身体をゆるめるというのは、全身の200の骨とそれにつながる500の筋肉を一つ一つ点検して、丁寧にゆるめていくことを意味します。

腰痛や肩こりを自覚している筋肉はもちろん、肩こりを感じていない人の肩の筋肉も実際には固まっています。世界一流の選手の筋肉は信じられないほどゆるんでいますが、それに比べると、日本のトップクラスの選手の筋肉はまだ固いのだそうです。健康レベルとされる人でも、ゆるみ度には大きな差があるといえます。

まとめ

身体をゆるめることは、精神の安定と向上に繋がります。体操やマッサージ、自律神経整体を取り入れ、日常的に身体をほぐす習慣をつけることで、精神面でも大きな変化が期待できるでしょう。これにより、日々の生活や仕事、スポーツにおいても、より高いパフォーマンスを発揮することが可能になります。


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