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【施術日記】首・肩こり、手指のこわばり、背中周辺の違和感症状(女性70歳代)



70歳代女性と施術セッションしたときの気づきや感想です。

ここではNさん(仮称)と呼ばせていただきます。若い頃は外で仕事をされていましたが、10年前くらいから家事に専念しておられます。

初診の際の主訴は「首がこる・重い」でした。他にも「肩がこる」「手がこわばり、時折痛む」「左右ともに肩甲骨まわりに違和感あり」いろいろあります。

家事において重いものを持ったり、掃除などで腕を使った後は痛みで夜が寝れないほどだと言われていました。とても辛いことだと思います。

Nさんは2018年にインフルエンザで体調を崩して以来、さまざまな不調な症状があらわれるようになりました。しかし、病院で検査しても異常はないと言われ、そこで当院のチラシを見てご連絡をいただきました。

病院で検査しても異常がないのに不調が続くので精神的にイライラが募り、考え込むこともたびたび。
体調以外にもお仕事やご家族のことでも悩むことが多かったそうです。

Nさんの体に触れさせていただくと、首の後ろに筋肉の硬直があり、まるで鉄板が入っているようでした。肩から腕にかけても、硬い筋みたいなものが横たわっている感じでした。

なぜ、ここまで筋肉が硬くなったんだろう?

もう少し詳しくお話を聴かせてもらいました。そこで気になることをお話になりました。インフルエンザの前、8年前に人工股関節挿入手術、そして昨年、手指の痛みから腱鞘炎の手術をされていたのです。

Nさんが手術を受けていたことがとても気になりました。・・・それは手術のキズ痕は筋肉がとても硬直しているからです。手術はメスを入れます。大ケガをしたのと同じことになります。ケガをしたわけですから、人間はその傷を回復させ、さらに強固にしようとします。いわば本能でそうなってしまいます。

そして、筋肉が硬直してしまうので、体全体のバランスも崩れていきます。手術をまったく否定するわけではないのですが、手術前にやることがあったのではないかと疑問を持ってしまうのです。

しかし、過去に遡って、手術を無かったことにはできません。なので、そこを頭にいれながら、施術していきました。回数はかかりましたが、初診で来られた時の不調は解消され、気持ちが上向きになったとおっしゃっていました。まだ家事をした後に体の痛みが出ることがありますが、前ほど悩まなくなったそうです。

私が施術で気をつけていることは、筋肉を軟らかくすること。そぉーと触れ、力みがなく施術し、硬直して流れが悪くなっている体液を循環させるのです。

流れが良くなるとNさんの体は自らの力で不調を整えようとする。それが「自己治癒力」です。それを発動させるように体に働きかけているのです。筋肉が軟らかくなってくると、Nさんの雰囲気・・・オーラが変わります。説明しがたいですけど。(笑)

もっと詳細を記すことはたくさんあるのですが、特に気になることをご紹介しました。

体が不調だと、気持ちまで沈み込んでしまいます。ましてや原因がわからない不調の場合は不安でたまりません。そのような状況から抜け出していただくために少しでもお力になれればと思っております。
それでは失礼します。

原因のわからない不調でお悩みの方は「心整体 いきいき堂」へLINEでご相談ください。

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