
電車に乗ると動悸がする、息苦しくなる。
クルマを運転している時に有料道路やトンネルに入ると閉塞感を感じて動悸したり、息苦しくなる。
新幹線や特急列車に乗り、ドアが閉まると急に閉塞感を感じて動悸したり、生汗かいたり、息苦しくなってしまう。
さらに電車などに乗る前からとても不安。
このような症状が出ているけど、病院の診察や検診で体の異常が見つからないし、「パニック障害」と診断されることも多い。
薬を服用しても症状が続くし、よくわからない。
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、自律神経不調専門の整体、心整体 いきいき堂の整体師として従事し活動しています。
パニック障害に関して、さまざまな症状の方々とセッションし、実体験にもとづいて解説します。
パニック障害の原因は「筋肉の緊張」です。
結論から言いますとパニック障害の原因は考え方の習慣から起こる「筋肉の緊張」です。
何かを上手に達成しよう、他人から評価されたい、他人と比較して自分は劣っていると思ってしまう(実は自分が優秀だと思っている)、上手くやって見せたいけどどうやればいいのかわからなくなっているなど、不安や緊張から「筋肉の緊張」が起こっているのです。
「筋肉の緊張」が継続すると交感神経の働きがより強くなってしまい、呼吸が浅く小さくなったり、さらには血行不良に陥ってしまいます。
飛行機の機内や渋滞中、トンネル内であったり、美容院や歯医者、狭い所など、自由に行動ができない環境や長時間拘束されて焦りや不安を感じる状況で起こることがほとんどになります。
不識なことに不安や緊張がなくなった帰り道では、閉塞された場所にいても症状が出なくなることがほとんどです。
過去に体験した職場やプライベートで起こったパワハラ、セクハラ、他者との感情的な衝突、理不尽な仕事により、不安や緊張が積み重なって、いつの間にか体が緊張し、硬くなっています。
乗り物に乗るときに直接的な不安がなくても、その場所に向かう時などに一瞬の不安がよぎり、スイッチが入ってしまうのです。
体験談:私がパニック障害の症状で苦しんだこと
私にも経験があります。朝の通勤時、バスに乗ると吐き気が起こっていました。バスに乗ってからすぐではなく、なぜか人がたくさん乗車して満員になる停留所が近づくと始まるのです。さらにバスがトンネルに入ると吐き気が増してしまうのです。降りれないと思うと生汗をかいていました。
よくある質問:パニック障害と言われているのだから脳の神経伝達系統に異常があるのでは?
そういった疑問もあると思います。ふつう「筋肉の緊張」と聞くと運動から起こると考えてしまいます。それも一因はありますが、精神的な圧力で筋肉も緊張し、それが慢性化していくのです。
パニック障害は精神的ストレスと関係して起こる筋肉の慢性緊張が原因となることが多いのです。
筋肉が慢性的に緊張していると、自律神経はそれを察知し、交感神経が高まらなければならない状態と判断するためです。筋肉は自律神経がモニターしている「第二の感覚器官」なのです。
脳の神経伝達系統に異常も出るかもしれません。その場合、神経伝達系統に薬剤で補う形がほとんどです。一時的な対処はできても根本的解決にはなっていないと思われます。
その他、カウンセリングなどの精神医学の手法でストレス解消の手立ても考えますが、カウンセリングだけではなかなか症状が改善しない場合が多いです。精神的ストレスは解消しているはずなのに骨格筋は緊張しっぱなしになっていることが少なくありません。
ですから、「筋肉」・「精神」の両建てで改善していくのが良い方法ではないかと思います。
パニック障害にならない「考え方の習慣」
パニック障害の原因は筋肉の緊張と申し上げましたが、過度な緊張を引き起こすような出来事や習慣があるはずです。その「考え方の習慣」を変えていけばパニック障害を避けることができると思います。
家庭、仕事、人間関係などストレスと上手に向き合う
ストレスには「家庭」・「仕事」・「人間関係」と他に「自分に対するもの」があります。それに対して「根本的な対処」と「表面的な対処」が必要です。
根本的な対処
- 自分の求めている労働条件や対価をハッキリさせる
- 人間関係の何が引っかかっているのか、どうあると心が晴れるのかを書き出してみる
- 自分の現状と理想のギャップを書き出し、それをなぜ自分は埋められないのかを考えてみる
- 「ストレスの原因はわかった。じゃぁ、これからどうする?」と自分に問いかけてみる
以上を具体的にやってみる
表面的な対処
- カラオケで大声を出す
- スポーツやダンスで体を動かす
- とにかく笑える映画や動画を観る
- 本や漫画を読む
- 趣味に没頭する
- 家、カフェ、公園など居心地のいい場所で過ごす
- 山、海、神社など、自然の豊かな場所で過ごす
- 友達や家族とくだらないことでゲラゲラ笑う
ちなみにストレス解消や暇つぶしのスマホは頭ばかりが興奮してしまい、ストレスが改善されにくくなります。頭の興奮=交感神経の働き過ぎを促進してしまい、筋肉の緊張へと繋がってしまいますので気をつけてください。
自分の考え方を変える、自己成長を考える
前項の対処をさらに深掘りしてみます。
パニック障害の症状が出ている方の多くは「他人」が気になります。
例えば、他人との考え方や価値観が違うことで自分をわかってもらおうとする、イライラするのは他人のせいだと思ってしまう、私は頑張っているけど評価してくれないなどです。
自分を変えなきゃいけないとわかっているのに、ついつい他人のせいにしているのです。
いつも他人にフォーカスを当てています。
その場合、自分はすでに優秀であると思い込み、満足してしまって自分が成長することをやめてしまっています。
考え方を変える、自己成長を考えてみる。
どうやって変化し、考えればいいでしょう?
それは成功されている方から学ぶことをオススメします。
成功されている方たちは「他人のせい」という感覚をまったく持っていません。逆に他人には応援しまくる、与えまくることに重点を置き、徹底的に行動されています。
私はある成功者から様々なことを学んでいます。
下記にYouTube動画やサロンのリンクを貼っておきますので参考にしてみてください。
伊木ヒロシ 無料オンライン動画講座 「Happy Life」奇跡の7日間
パニック障害の相談できる整体や参考になる本
病院の診察や薬の服用を続けても症状が改善しないのであれば、「筋肉の緊張」をゆるめる整体院なので相談してみるのも良いかと思います。
あくまで私の主観でご紹介いたしますが、参考にしてみてください。
自律神経不調専門の整体院(順不同)
広島県呉市
広島県広島市
その他地域
福岡県福岡市 常若整骨院
大阪府枚方市 心身楽々堂
大阪府大阪市 ゆこのて
京都府京都市 ながれ堂
三重県四日市市 幸日堂
愛知県豊田市 無為楽堂
石川県野々市市 らくらく堂
石川県能登町 整体 今ここ
静岡県富士宮市 無痛整体 しんしん
山梨県山梨市 温灸 日日庵
東京都八王子市 元気になる整体院
北海道札幌市 自律神経 nuu
パニック障害に参考になる本
それでは、今回は以上です。
ぜひ、心と身体を整え、いきいきとした楽しい人生をお送りください。
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