生き方・あり方

自然治癒力

 decoding 生き方・あり方

心整体 いきいき堂の岩野です。このブログでは体験を通じて、心や体が健やかにいきいきと暮らせるためのヒントやアイデアをお伝えできたらと思います。

人間の体には自然に治ろうとする力が備わっている

心整体 いきいき堂では初診の方に必ずお話しするフレーズです。

当院に来院される方は、まず先に病院へ駆け込んでおられます。そこでよくあるのが、血液検査・・・良し。CT、MRI画像検査・・・異常なし。
「とりあえず、薬を飲んで様子を見てみましょう。」

しかし、患者様ご本人は辛くてたまらない。薬を飲んだ時は辛さは静まるのだけれど、また同様の症状が出てくる。それで薬を飲み続ける。
薬飲んでるのに一向に良くならない・・・変だなぁーと気づいた方が当院に来院されることがほんと多いのです。

知り合いの医師や薬剤師の方と本音トークをしたことがあります。
医師にとって何もしないというのは大変なプレッシャーだそうです。それはそうです。たった今、何かをしなければ手遅れになるのではないかと不安がつのります。後手にまわるのではないかと不安やプレッシャーに悩まされ、そしてその苦痛を払いのけるかのように、とにもかくにも先手、先手と手をくだしてしまう傾向があるようです。

そうした状態の時には、医師の目には、もはや患者さんは見えていません。らしき症状を設定して教科書通りの窮余の治療をやってしまうのです。

患者に医師が負けてしまう場合もあるそうです。
苦痛のあまり、「治療してほしい。」と来院する患者さんを診察して、症状に該当する病因がみつからない時には、「レントゲンにも血液検査にも異常が出ていません。はっき利したことはまだわかりませんね。」と答えるべきなのでしょうが、患者さんが何とかして欲しいと、不安解消のために泣きつかれたら、予防になるからと抗生物質を出したり、対処療法的薬を出したりしてしまうようです。

教科書通りのような窮余の治療をすると、人間の体に備わっている自然に治ろうとする力がそがれたりすると思います。

例えば、立木があり、何らかの原因で地形が変わり、その立木が斜めになったとしましょう。これはいわば異常な状態です。そこで多くの人は立木の先の方に縄などを結んで引っ張って伸ばし、真っ直ぐにしようとします。それを援助だと考えます。

ですが、これは木にとってはありがた迷惑です。仮に鉄などの無生物なら、斜めになれば倒壊するかもしれませんから、支えか引っ張る力が必要になるでしょう。ところが生きている木では、重力が及んだのと反対の側に、負荷に抵抗しようとする力が生まれ、その働きで再び木は垂直に伸びていきます。環境と調和、適応するのです。自然治癒能力の一種です。

これが自然の働きです。

ちなみに現代病の典型といわれる腰痛や神経痛も、整形外科では、牽引したり、コルセットをはめたり、あるいは強い鎮痛剤を服用したりという方法で治療しますが、かえって症状を悪くすることがあります。

私がよく言う、痛みをもたらす原因となっている筋肉の過緊張を取り除けば、自然に体が回復していくのです。

人間の体をもっと信じてみませんか・・・痛みや辛さを取り払おうと、すぐに薬や手術に頼っていませんか。人間の体は思っている以上にすごいと思うのですが・・・

皆さん、いかがでしたでしょうか?
心と体が健やかにいきいきと暮らせるヒントになりましたでしょうか?
本日はここまでです。それでは、また!

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