生き方・あり方自律神経不調

心の病 労災申請最多(新聞記事)

 decoding 生き方・あり方

心整体 いきいき堂の岩野です。
今回のブログのタイトルは2020年6月27日(土)の朝刊に掲載されていた記事をそのまま引用させてもらった。

時代は進歩し、科学や医療は進歩していく中で、本当に病が少なくなっているのだろうか?

この記事の情報元は厚生労働省である。同省のホームページには医療に関する統計資料が数々掲載されている。それらの資料に数字が減少しているケースがほとんどない。

医療は進化しているはずでは?・・・
貧しい世の中ではなく、豊かになっているはずでは?・・・
自殺者も増えている。

本記事には


企業にパワハラ防止対策を義務付ける女性活躍・ハラスメント規制法が6月に施行され、厚労省の担当者は「立法の動きを受け、関心が高まったのではないか」と分析している。

とある。
若い世代が精神的な負担を抱える傾向が浮き彫りとなっているようだ。
私もこのブログを書きながら、何が原因か?それをわかっているわけでも無いし、これからどのような対策を打てば良いのかもわからない。
ただ、心の病になってしまっているのは事実。今後どうしたら良いのか?

この記事のように労災認定された件数であって、認定されていない数を含めると膨大な数になっている。潜在的なものも含めると日本全国で200万人を超えているだろうといわれている。
確かに巷の心療内科やメンタルクリニックは予約が取れない、2ヶ月先、3ヶ月先は当たり前のようだ。

残念ながら心療内科やメンタルクリニックでは改善していないためにリピートする患者さんもおり、どんどん膨らむ一方である。
現実、厚労省資料の国民医療費は年々増え続け、もはや年間40兆円を超えてしまっている。ちなみに東京アクアライン(川崎〜木更津を結ぶ海底トンネル)の建設費が5兆円である。どれだけ多額のお金を年間使い続けているかがよくわかる。
健康保険も破綻寸前になっているのだ。
このような状況で医療費のウエイトを年々高めているのが「心の病」のようだ。

心療内科やメンタルクリニックでは治らない。
ここからは私の考えなので、読みたく無い人は閉じて欲しい。

当院に来られるお客様から聞いた話ではこうだ。
ひとりの方だけから聞いた話ではない。心療内科やメンタルクリニックに行かれた経験のある方に同じことを聞いている。

診察時間はわずか10分もかからない程度で、頭痛がする、吐き気がする、めまいがする、寝れない、などと症状を訴えると「なるほど、その症状にはこのお薬を出しておきますから2週間飲んでみて、様子をみましょう。」「次回は○日○時に来てください。」・・・これだけだそうである。

これでは良くなるはずがない・・・

世の中、科学や医学が進歩しているはずだ。しかし、人間は心があり、コミュニケーションを大切にして子孫を残してきた動物だ。
大したコミュニケーションもとらずにそんな薬(化学化合物)で簡単に良くなるはずがない。
次回診察を受けても、この繰り返しをしているだけだという。
症状がなくならない時は、薬の種類を変えるだけ。

私は心の病が増えていく要因がここにあると考える。

医療でさえ、心がないのである。

会社であれ、なんであれ、社会構造がどんどん「心なし」になっているからではないか・・・と思うのである。

この話、何かおかしな話だ。

うちに来られるお客様と話をすると、このおかしな話が現実あり、それが医療であり、その他社会全体を反映していると感じるのである。

話は心療内科・メンタルクリニックに戻すが、このような診察を受けても、人々は薬をもらい続け、医師の元へ通い続ける。医師という資格の信用は絶大だ。
神様のように頼られている。特に高齢者からは。

かくいう私も医師という資格保持者に対する信頼は絶対だ。数々の難関を突破してきた選ばれた人たちだ。
それだけに、これまでお話ししたような診療をせず、薬が適当でない人には、そのまま帰ってもらうとか、お話をもっと聞いてあげるとか・・・心通う医療であってほしいと願うのである。
究極は先日アフガニスタンで亡くなられた中村 哲さん。
彼は医師。しかし、医師の仕事とは思えない土木工事を計画・実施してこられた。
人々が病む根本的課題の解決に取り組まれた。
究極の医療だと私は思った。

でも、そんなことしてたら経営が成り立たないかぁ・・・リッチな生活はできないかぁ・・・
やっぱり・・・

とりとめもない話になったが、皆さんはどうお感じになられたでしょうか?
それでは、また!

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