本&映画

はたらく細胞

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心整体 いきいき堂の岩野です。

このブログでは読書や体験を通じて、心と身体が健やかにいきいきと暮らせるためのヒントやアイデアをお伝えできたらと思います。

今回はカラダに関する本をご紹介したいと思います。

少年シリウスという月刊誌に連載された漫画 清水 茜 著の「はたらく細胞①〜⑤巻」です。

この漫画との出会いは高校生の娘さんを育てていらっしゃる知人から教えてもらいました。医学部を目指す高校生の娘さんはこの漫画でカラダの仕組みを勉強したとか・・・
タイトルだけ教えてもらって書店に行き、この漫画を手に取りました。

パッと見の感想ですが・・・絵が怖い〜
でも、読み進めると内容はとてもフレンドリーでわかりやすく描かれています。

人間のカラダにある血液・免疫細胞たちを擬人化しています。
それぞれのキャラクターは名前がついていますが、主人公は「赤血球」という可愛い女の子です。サブ主人公ともいえるカッコイイ男性が「白血球」という名前です。

医学名称をそのまんまキャラクターの名前にしているところがユニークです。
 

第1巻には4話あり、タイトルは

第1話 肺炎球菌
第2話 スギ花粉アレルギー
第3話 インフルエンザ
第4話 すり傷

カラダに侵入してくるウイルスや細菌をカラダはどうやって処理し、排除しているのかが理解できます。

人間のカラダの凄さがよくわかるのです。

今、新型コロナウイルスで世界中が大騒ぎとなっています。
我が日本も緊急事態宣言が発令され、人々の行動が制限されました。
パンデミックとなり、医療崩壊も寸前でしたが、何とかピークは過ぎたと思われます。
この間、多くの方が感染し、亡くなられた方もいらっしゃいます。
亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りいたします。

この漫画ではカラダの免疫システムがわかりやすく表現されています。
人間や動物は外部からの侵入に対して、しっかりと防御のシステムを持っているのです。
そして、一度闘った時の情報は記録され、次に侵入した時はその記録を元に即座に対応できるそうです。(これが抗体と呼ばれる)

しかし、昨今は生活環境の変化やストレスなどを受けることが多いこと、それに関連した疾患を持っていることで、その防御システムが弱ってしまう。
この時に侵入者は暴徒と化してしまい、防御が追いつかず重症化や死に至っているという状況のようです。

緊急事態宣言が出てステイホームを余儀なくされたわけですが、皆さんはどのような生活をされたでしょうか?

先週テレビ番組で芸能人の方の生活時間割をそれぞれが発表されているシーンをたまたま観ました。
夕方起きて、起きている間はずっとTVゲーム、そして明け方就寝するみたいな過ごし方をされているのには正直驚きました。

自然の摂理に従い、免疫システムがうまく働くようになるチャンスなのに・・・

人間はすごいシステムを持っているのに自ら放棄しているような気がしてなりませんでした。

それはさておき、この漫画、ご一読されると面白いと思います。
ちなみに第2巻には、関心の高い「がん」をテーマにしています。

私は「はたらく細胞」を読んで、自分のカラダに感謝の気持ちが溢れてきました。そして、守ってくれている免疫細胞たちを大切にしようと。

「はたらく細胞」いかがでしたでしょうか?
ほんの一部ですが内容を紹介いたしました。

皆さん、心と身体が健やかにいきいきと暮らせるためのヒントになりましたでしょうか?
詳しくは書店にてご購入してくださいね。

それでは、また!


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