自律神経失調症 どんな病気?

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私が小学生の頃(約30年前)に医師から初めて言われた「自律神経失調症ですね。」という言葉。

検査しても異常はない、けれど気分が悪い、吐き気がするといった状態の時に医師からそう告げられました。

えっ!病気なの?と思ったのですが、特に治療をしたような記憶はありません。何もしなかったので不思議な思いをしたような・・・なんせ30年前のことですから憶えてないですね。

それから社会人になって、大企業に勤務したわけですが、健康診断では異常がないのに体の不調ということがよくありました。

勤務中に集中力が極端に無くなったり、目の奥がどんより重たかったり、眉間あたりから前頭部にかけて頭痛がしたり、朝起きた時が鉛を背負ったような感じだったり、朝通勤時のバスで人がたくさん乗車してくると急に吐き気がきたり、やたらと肩が縮むようなコリがきたり、思い返せばたくさん不調を抱えていたなぁと思い出す今日この頃です。

私はうつ病と言われるような診断まではされませんでしたが、一歩手前だったのかもしれません。

会社ではうつ病と診断されて、休職になった方々もたくさん見てきました。

どうやら、自律神経失調症といわれている症状はうつ病など病名とも関係してくるようなのでもう少し詳しく見ていきましょう。

もくじ

  1. 結論
    自律神経失調症は検査で異常が見つからないけど、体の様々な不調が続く。しかし、特定の疾患名ではない。不定愁訴と同意である。
  2. 自律神経失調症をもう少し詳しく
  3. 自律神経失調症といわれる時の症状
  4. 急増している自律神経系の疾患
  5. まとめ

1. 結論

自律神経失調症は検査で異常が見つからないけど、体の様々な不調が続く。しかし、特定の疾患名ではない。不定愁訴と同意である。

2. 自律神経失調症をもう少し詳しく

厚生労働省 e-ヘルスネットでは次のように説明しています。

ストレスなどが原因で、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて出る様々な症状。
自律神経失調症は、自律神経がストレスによって正常に機能しないことによって起こるさまざまな症状の総称です。
その原因として、不規則な生活によって自律神経が興奮し続けたり、ストレスによる刺激、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)、先天的要因などが挙げられます。
全身的症状としてだるい、眠れない、疲れがとれないなど、器官的症状として頭痛、動機や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなど多岐にわたります。
精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの症状が現れることもあります。
治療法として、ホルモン剤などによる対症療法や睡眠の周期を整える行動療法などがありますが、ストレスのコントロールと生活習慣の改善(規則的な睡眠と食事)が最も大切なことです。

厚生労働省 e-ヘルスネット 抜粋

やはり厚生労働省も「さまざまな症状の総称」として自律神経失調症と呼んでいるようです。

では、どんな症状があるのか次の章で例を紹介してみます。

3. 自律神経失調症といわれる時の症状

  • 眠れない
  • めまいや耳鳴りがする
  • 食べ過ぎ、飲み過ぎではないのに、ときどき胸やけや吐き気がある
  • バスや電車に乗っていると急に動悸がしてきたり、吐き気がある
  • 暑い時でも手足が冷える
  • 冷房にとても弱い
  • 手のひらだけ、または足のうらだけ、汗をかく
  • 肩こりや腰痛が慢性化して治らない
  • ぎっくり腰をくり返す
  • 下痢や便秘をくり返す
  • 雨が降る、台風が来る時に体調が悪くなる
  • 寒くなると体調が良くない
  • 太陽がやけにまぶしく感じる
  • のどに何かつまったような感じがする
  • パソコンなどを使用していると目の奥が重くなり、気分が悪くなる
  • 風邪をひいているわけでもないのに頭が痛い

私が会社員の時に経験したものや同僚・知人に聞いたものも入っています。

いずれにしても健康診断や病院の検査では異常が見つからないのです。

例えば、下痢や便秘をくり返すのであれば、大腸がんがあったりしますよね。
しかし、大腸などに異常が何もないといわれたりするんです。

4. 急増している自律神経系の疾患

では、自律神経が不調となっている人は、どれくらいいるのでしょうか?

厚生労働省が発表している、平成29年度「患者調査」を見てみましょう。

  • 自律神経やストレス関連障害 → 約83万人(平成23年度 約57万人)
  • うつ病           → 約95万人(平成23年度 約70万人)
  • その他、睡眠障害や片頭痛等 → 約60万人(平成23年度 約40万人)

現在、自律神経の乱れが関連して体の不調を訴えている人は約238万人もいるということです。

平成23年度公表されたデータより約70万人も増えているということになります。

しかも、明確な不調を訴える人で、この数字であり、病院で診察を受けていない人は、約10倍いると推定されています。

平成29年度の日本の総人口は約1億2,670万人のうち、約5人に1人、18%にあたる2,380万人が、自律神経が関連する、なんらかの不調を抱えている計算になります。

自律神経の乱れは、ストレス社会における現代病といえます。

これだけ年々増えているのは異常です。

それだけ、人間が本来のあるべき自然からかけ離れた生活をしている影響が不調をもって警告しているような気がします。

5. まとめ

ここでは自律神経失調症とはなにか?を少し紐解いてみました。

自律神経失調症とは

自律神経失調症は検査で異常が見つからないけで、体の様々な不調が続く。しかし、特定の疾患名ではない。不定愁訴と同意である。

次回は自律神経失調症といわれている、それぞれの症状を詳しく解説していきたいと思います。

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岩野 孝弘
私は現在、53才。大阪枚方市にある心身楽々堂の西田先生に師事。自律神経不調によるお悩みの症状を改善している心整体法を学ぶ。残りの半生を「人を健康に導く仕事」にするため、大手企業を退職し整体師として生きていくことを決意。必ず皆様の助けになるよう精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

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